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5月に想う
土曜日は義妹のお姑さんの納骨。
山々が近い見晴らしのいい丘の上。
新しく整えたお墓に静かに眠る日を迎えて、暑いほどの日差しのもと、
無事に納骨を終えた。
結婚してからずっと続いた同居。お姑さんは97歳の生涯だった。
言うに言われぬ苦労が垣間見えることもあった。
ねぎらいの言葉をと思いながら
自分自身、義母の介護をする日々に、
私だって大変なんだと、
姉らしい思いやりはかけられなかったと思う。
妹は寅さんとは年子なので、
私にとっては、妹でありながら、6歳年上。
むしろ姉のような存在でもあった。
でも、納骨をひかえて、今さら妹の胸の内を想った。
お疲れさまでしたの言葉と一緒に
何か喜んでもらえるものを贈りたいと思った。
何がいいだろう、
先日も選びに行って、迷いに迷ってまだ決められずにいる。
夏には姪の結婚式だ、
その日までにはきっと選ぶから。


そして昨日はひさびさに友達と会った。
東京のど真ん中、ビルの谷間にも
風が吹き抜ける気持ちのいい、バラ咲く庭があった。
風に揺れるバラ。
ピントが合わないと笑っていたら、
そっと茎を押さえてくれた、
顔を見合わせて笑う。

歩道のハンギングフラワー。
もう紫陽花の季節が来るのね、そらさんが言う。


そう、母の好きな花を知っていてくれる。
私もそらさんの人生のページに登場した
Fabbieちゃんの話をききながら想いを共有する。

出逢ってお互いに知ったこと、
そしてまだまだ知らないこともいっぱい。
だから、楽しいんだ。
これからも、新しい私を少しずつ見ていてね。
私にも、そんなそらさんを見せてほしいから。



# by sarakosara | 2012-05-21 19:59 | つぶやき | Trackback
5月のバラ
バラが咲いた、バラが咲いた、今年のバラが♪
朝ふくらみかけていたつぼみが
仕事から帰ってきたら、ふんわり。

そしてすっかり開いたアブラカダブラは別人のような顔、
幾重にも花びらが重なり
まるで牡丹の花みたい。
朝の日差しをうけて、風に揺れていた。
今朝、短く切ってリビングに。
とってもいい香り。


昨日は高校の同窓会のお手伝いで母校まで。
昔の仲良しが役員をしているので
三年くらい前から時々手伝いに行く。
懐かしい学校への坂道、校門をくぐると迎えてくれるマリアさま。
小学校の時から一緒に過ごした友達と
おしゃべりをしながら、手を動かす。
窓の外には5月の風に後輩たちの声、
校庭の大銀杏もすっかり緑が深まって、昔のたたずまいだけれど、
心無しか小さく見える、
子どもの目と大人の目って、こんなに見え方が違うんだね。
友達と話した。

小学校から高校まで通ったこの学校には数々の思い出がある。
そして、今も複雑な想いもある。
いつか書きたいと思いながら、まだ書いていない。
風薫る5月、今月はマリア月。
乳児院の垣根の赤いバラもそろそろ咲き初める頃かもしれない。

今月から健診のピークを迎えて仕事は繁忙期に入りました。
そして5月は地元幼稚園のお手伝いやら法事など
土曜日にすべて用事が入っていて実質休みは日曜日だけのようなかんじです。
書きたいことに、
書くことがなかなか追いつかないけれど、
今月、来月は、こんな感じでぼちぼちいきます^^


# by sarakosara | 2012-05-13 17:51 | 日々 | Trackback
深大寺
連休も終盤の5月5日、
緑をいっぱい浴びたくて深大寺まで。
深大寺は寅さんが中学生から大学までを過ごしたところ、
その頃住んでいた社宅だった一戸建ての家
もうあるわけがないよと言っていたのに、まだあってびっくり。
すぐ近所のお蕎麦やさんには、
寅さんが兄のように慕っていたというご主人がまだ店に出ていました。
お店の様子を知り合いの絵描きさんが描いてくれたという一枚。


寅さんが大学を出てしばらくしてから大宮に引っ越したので
そのとき以来の再会。
最初はきつねにつままれたみたいなご主人だったけれど、
まぁびっくり、あの時の!と奥さんも一緒に思い出話に花が咲き、
当時を知らない私はお蕎麦に舌鼓を打ちながら、うなづき隊。
別れ際にご主人手作りの水車の前で4人で写真を撮ってきました。


それから天台宗のお寺、深大寺へ。
参道には、当時お義母さんが働いていたお店が今も。
今はゲゲゲの女房にあやかってか、名前も鬼太郎茶屋と変更されていて
ちょっと笑ってしまった。


実はここで寅さんもアルバイトをしていて、
繁忙期にお義母さんが、あなたも手伝ってと仕事をまかされたとか。
ここでお蕎麦を打っていたんだと、
ちょうど写真を撮った瞬間寅さんの指(笑)

寅さん一家はここへ来る前に義父の転勤で関西に数年間住んでいた。
言葉が違うことから寅さんや妹もいじめにあったりしたらしいのだけれど、
子どもはじきに地域に馴染んでいくもの。
しかし、家に専業主婦で残った義母は
お屋敷街だったことも手伝っていつまでもその地に馴染めず
すっかり家に閉じこもりがちになってしまったらしいのです。
あの時のお母さんは少しおかしかったと、
家のこともろくにしなくなってしまい、
学校から帰ってから掃除や買い物を自分がしていたと
妹からきいたことがあった。

そんな数年を経て越してきた深大寺。
この地の穏やかな、そして暖かなご近所つきあいのうちに、
すっかり元気をとりもどした義母。
もともとの朗らかな性分がよみがえり、
子どもたちの友達を引き連れて映画を観に行ったり
手作りおやつを近所にくばったり、
一人暮らしのおじいいさんを連れてきて一番風呂にいれて
義父にこっぴどく叱られたこともあったのだとか。
義母ならではの愉快なエピソードがいっぱい作られたところだった。
そんな母親の姿をみてか、
寅さんも妹も、深大寺に住んでいた頃の話をするのが、今も好きだ。


茶店やお寺を抜けて次は、神代植物園へ。
ここは結婚前に寅さんに一度連れてきてもらって以来。
その時にきれいだったバラには
あいにく少しだけ早かったけれど、浸りたかった緑は心ゆくまで満喫。
木洩れ日。

その光の集まるところに芽生えた足下の緑。
光のあたるところ、
あたらないところ、同じ緑がぜんぜん違う。
陽に透ける緑の鮮やかさ。

これはハンカチの木。

温室を見ている時に、ガイドブックを片手の年配のご婦人に
この木を見ましたか?
とっても咲いている時季が短い珍しい花なのよ、
今がちょうど花期だから、ぜったい見ておきなさいねと教えていただいた。
中国南西部原産の落葉高木、
一属一種の、植物界のパンダと言われる珍しい木らしい。
ハンカチというほど大きくはないけれど、
たしかにちょっとひらっとした白い布みたい。

緑を楽しみながら歩くと時間を忘れる。
いつのまにか、影が長く伸びてきた。
心地よい初夏の夕方。


よく歩いたね。


私たちはずっとここに立っているのよ、
って言っているような木々。

気がつけば、5時半。
6時で閉園となりますのアナウンス。
小さな子ども連れの家族はみんな帰ってしまって、
人影がまばらになった木々の下
いつの間にか、からすがカァカァ鳴き出した。
あっちに一羽、こっちに一羽。
カラスの集会の時間になっちゃったみたいだし、そろそろ帰ろう。
あたりは火灯し頃。





# by sarakosara | 2012-05-13 17:42 | ぶらさら子 | Trackback | Comments(16)
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