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あさきゆめみし

ゆっくり寝坊ができる週末は、夢を見ることも多く、
昨日の朝もよく覚えている夢を見ました。

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新聞のテレビ欄、同じ映画が民放二社で放送されることが載っていました。
何度かリメイクされている映画らしく、
時間差で放送される映画のタイトルは一緒。
だけど一方はカラーで、一方はモノクロ。
初めにみた映画はどこかに明るさがただよい、心地よく見終えました。
そして続いてみたもう一方の映画、
直前に放送された映画とはタイトルも内容も一緒なのに、
画面全体に流れる少し重くて暗い雰囲気。
それはただ単にモノクロ映画というだけではなさそう。

けれど知らずに画面に引き寄せられ、いつしか映画の中に入り込んでいました。
ひとりの女とひとりの男、
その女性は芸妓さんなのか、素人の女の子には見えず、
なぜかわけありな様子で旅の途中なのです。

目覚めてから思い出したのが、水上勉の「はなれ瞽女おりん」
日本海に面した暗いけれど懐かしいような風景が浮かびます。
そしてもうひとつ思い出したのが、なぜか昔のドラマ「夢千代日記」
やはり山陰の海に打ち寄せる波。

何の因果で 貝殻こぎなろうた
カワイヤノー カワイヤノー
色は黒なる 身はやせる


初回の放送はもう30年ほど前になるけれど、この貝殻節が印象的で
可愛いやの~可愛いやの~
のフレーズが好きで、
少し哀調をおびたメロディーが忘れられません。



夢の中、題名もわからない映画の中に入り込みながら
「昔この役は秋吉久美子が演ったよね」
私は誰かに同意を求めているけれど
誰も詳しいことは答えてくれない。
やるせないような、切ないような、いつしか主人公の女性に自分がなったような
すぐそばで傍観しているような。
ざぶん、ざぶんと波の音がしそうな夢。
二人の行方がどうなったかもわからないまま目が覚めました。
Commented by トックン at 2010-05-24 10:15 x
高校1年の夏、臨海学校で山陰に行ってね、キャンプファイヤーのとき
地元のお母さんたちが、この貝殻節を歌って踊ってくれたの。
私も「カワイヤノ~、カワイヤノ~」が印象的でした。

「夢千代日記」も懐かしい。
また夢のつづきを見れたらいいね。
Commented by fruitbox at 2010-05-24 21:58 x
あぁ、なつかしい夢千代日記!
カワイヤノ~カワイヤノ~~の踊り、小百合さんが踊ってましたっけ
かなり気に入って友達と踊ったりしてたっけ。。。^^;
あの鉄橋。。。懐かしいな
Commented by sarakosara at 2010-05-24 22:43
トックン
浜辺で踊りながら歌うのでしょ、
貝殻節、鳥取の民謡なんだってね。息子どんも知ってるかな^^
「カワイヤノ~、カワイヤノ~」私、記事で可愛いって字を充てたけど、
今朝仕事に行く道すがら考えていたら、
もしかしたら、可愛いじゃないのじゃないかなって思ったのよ。
思い浮かんだのが「可哀い」可哀そうとも少し違うけど、可愛いとも少し違うような。
両方まぜたような。
夢千代日記、トックンも見てた?
最初のシリーズの頃は母がまだいて一緒に楽しみに見てたの、
夢の続きはまだ見たことがないけど、余韻を楽しめる夢をみたときはちょっと嬉しいです♪
Commented by sarakosara at 2010-05-24 22:52
みみなりさん
懐かしいですよね~~♪
うんうん、踊ってましたね、船の櫓を漕ぐような仕草があったでしょう。
みみなりさんの踊る姿、カワイヤノ~カワイヤノ~だったろうな^^
私もまだあの姿が目に浮かんで、さっき思い出しながら踊ってみました、歌いながら(笑)
重いテーマもあるけど、夢千代さんの芸者姿きれいでしたよね、
楚々としてるのに艶やかで。
菊奴さんとか金魚さんとか夢千代さんをとりまくみんな、誰も訳ありだけどあったかくて。
鉄橋のシーンからいつも始まる話、懐かしいなあ^^
by sarakosara | 2010-05-24 07:20 | | Comments(4)

遠きにありて思ふもの


by sarakosara