遠花火のような

f0231393_2310944.jpg翌朝、そらさんが取り出した雨降りスカート、
実はずっと以前から、このスカートをはくと雨が降ったとか。
そらさんが、まるちゃんだった頃からその話はきいていたけれど、今回は思い切ってもってきたのと、そらさん。
障子をあけると、いい天気、どうやら雨降りスカートの名前は返上のようです。
みんなでおすまし、タイマーで撮った写真、行儀よく並んだこのお部屋、二間続きの檜風呂つき、トイレは二つで眺めも良好、それで4000円ぽっきり、夏得プランとはいえ、朝食付きで消費税込み、なんだか申し訳なくなってしまうようなお値段でした。
そんな朝食ビュッフェで、おなかいっぱいになったら、
ふたたび門司港へ。
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前記事、気がつけば、門司港にてというタイトルだというのに
港の写真は一枚もアップしてませんでした(笑)
それでは、さっそく。
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レトロな雰囲気をかもしだしている街並みとはいえ港は現役。
煙をたなびかせて停泊する船、
大きな船が行き来する関門海峡に隣接する港は活気があります。

そして、いよいよ本州は下関までわたります。
九州から本州山口県までは、船でもわずか5分ほど、
あっというまのことだけど、ここを渡るのは高校の修学旅行以来、
それも修学旅行の時は列車での移動だったので、
船での海峡越えは初めてのことでした。
雲は暗く見えるけれど、お天気は悪くありません、しかし関門海峡波高し。
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時おり大きなタンカーも通り抜けていく海峡、
潮の流れもめまぐるしく変わるらしく、一日の船の往来も700隻とか。
そのあいだを縫うように渡っていく船は、大波小波をうけてしぶきをあげていきます。

とうとう渡った下関、そして唐戸市場へ。
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f0231393_2318398.jpgやっぱり地元の市場は楽しいね、こちらでは見かけない魚があちこちに。名物のふぐ、こちらでは「ふく」と言います。
ふくがいっぱいくるように、かな。
ね、ここさん。


f0231393_1847145.jpg亀山八幡宮にて、またまたふくがいっぱいきますように。
手を合わせる横顔がかわいいね、ほっこりちゃん、
なんてお願いしたんだろう。

ちょうど30日が、夏越祭(なごしまつり)だったようで、茅の輪くぐりの茅の輪がまだありました。
あ、そらさんのお天気スカート。
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夏越の祓をする人は千年の命を保つと云う祭りで
昔からこの神事が行われるのは夕日の降(くだち)と定められ、
今でも薄暮せまる頃から始められるのだそうです。
「母の分 もひとつくぐる 茅の輪(ちのわ)かな」と
小林一茶も詠んでいるとか、この夏の暑さの中でもみんなが元気でありますようにと願います。
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ブログを始めて4年。
ほんとうに数々の出逢いがありました。
いつも思うことですが、まさかパソコンという機械を通しインターネットの世界で
こんな出逢いが待っているとは夢にも思っていませんでした。
まだ会えない方もいるけれど
そしてもう言葉を交わさなくなった方々もいるけれど
ひとつひとつのめぐり逢いを忘れてはいません。
記事を読ませてもらいながら、身近な人になっていく不思議。
たとえ、自分のことは詳細に語らないブログを書かれていても
そこから感じられる、その人がいます。

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二年前の暑い夏にでかけた「よがんすの旅」、
その時も未踏の地広島でのめぐりあいがありました。
私にはまったく縁のなかった広島でしたが
不思議なことに、最初に書き始めたブログの頃から始まり
その後もなぜか広島に関係する方によくご縁がありました。
それからというもの、しだいに8月6日の意味を深く考えるようになっていました。
毎年広島原爆ドーム対岸の親水テラスでお琴の演奏をされるちるさん。
みぃさんも記事に書いておられたっけ。
私にとって広島は遠い町でありましたが、
それがブログでの出逢いを通して自分の身近な場所になり、
私の知りえなかったこと、想いを、ごく近い想いとして感じることができるようになったのです。

門司港にもどり、ここさん推奨名物、瓦蕎麦を食し、
〆のビールをいただき、
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小倉にひきかえして、ここさん、ほっこりちゃんと握手、
ありがとう、楽しかったね、
名残惜しいけれど、またこんどねとお別れ。

そしてそらさんは博多にもう一泊、私はふたたび空旅で羽田へ。
ちょうど暮れなずむ頃、雲の上は夕焼けのいちばんきれいな時間帯でした。
あっという間の一泊二日だったけれど楽しかったなあ。

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うとうとしてふたたび外をみると、もう真っ暗、
しだいに高度を下げた旅客機の窓の下には、宝石箱をひっくりかえしたような街明かり。
と、その時、
ポーンと花火がひとつあがりました。
もしかして隅田川?
ちょうどその日は隅田川の花火大会、
位置関係がよくわからなかったし、たった一発だったので、よその花火だったかもしれないけれど
パッと咲いた見下ろす遠花火。
あっという間に過ぎてしまった楽しい時間みたいに小さく明るくやさしく光っていました。
by sarakosara | 2010-08-07 23:30 | | Comments(18)
Commented at 2010-08-08 00:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sarakosara at 2010-08-08 00:52
鍵コメさま
了解っ!もう済んだぞよ、でもって私もさっそく♪
ありがとう。
うちも明日はお寺さんがみえるの、お盆だね^^
Commented by そら at 2010-08-08 08:26 x
あの時間がまるで遠い花火のようです。
Commented by トックン at 2010-08-08 10:43 x
貴重なお宝写真をありがとう♪
セルフタイマーじゃなく、私がパチリとシャッターを押したような気分になりました。

食べてみたいぞ、瓦そば。
ただ、お行儀悪くまわりにぽろぽろこぼしてしまいそうで心配。
大丈夫だった?
Commented by koko-ran at 2010-08-08 16:30
大股開いてなくてよかった。(笑)

あんまし記事が素敵だったから、思わずTバック履いちゃって、
どうも夜中にお騒がせ、ってなんのこっちゃ。^^;

幸福のフクにかけて「フク」、♪
みんなにフクがいっぱいありますように。
ゆうべ花火を見に行って、遅くに帰ってきたらこの記事が。
「遠い花火のような」を読みながら、楽しかった旅の事を思い出し
ちょいと涙がこぼれたのは、やっぱお酒のせいでしょうか。。。
Commented by sarakosara at 2010-08-09 05:25
そらさん
楽しみにしていた時間って、あっという間だけど、
思い出は消えないよね。
そうね、遠い花火みたいに、ポッと心にともってる^^
Commented by sarakosara at 2010-08-09 05:33
トックン
私もトックンにパチってしてもらったような気がしてきました。
みんな前夜のコラーゲンたっぷりのもつ鍋でお肌ぴちぴち(年齢なりに 笑)
瓦そば、たしかに瓦でよく焼けた下の方は麺がパリパリしてぽろぽろしまつ。
これで二人前なのだけど、けっこうなボリュームもあってね、
なのに、みんなで鰻めしも分けっこ。
体重計がこわかったけど、旅は道連れ・・って違うか^^;
今度こそトックンも道連れに♪
Commented by sarakosara at 2010-08-09 05:41
ここさん
おお、又そんなことを^^;
それでTバックまで履いちゃ、あられもない(笑)
一昨日の夜中は私もちょうど起きてパソコンに向かっていて、グッドタイミングでした♪
ここさんのところも花火だったの?去年の記事のあの花火かな、
泣き上戸のここさん、もしや小倉でって思っていたけど、
まだ飲みが足りなかったのかもね(笑)
で、時間差でぽろり。
音もきこえない遠花火だったけど、
一瞬のきらめきが、みんなと過ごしたばかりの時間に重なりました。
Commented by hokkori-hime at 2010-08-09 06:38
おはようございます^^
Tバック♪ 以前にちるさんのところで失敗して以来の再挑戦でしたが、
わぉ~ちょんとでけとるぅ(^v^)

本当にあの時間が花火のようでした~
1泊だったのにえらく短く感じましたよぉ~
しかし、いつの間にパチリとやられていたのかしら?
ひとっつも気がつかなんだ(笑)
kokoマダムの後姿も素晴らしい♪
瓦ソバ、最後はパリパリ、ポロポロやったね~(笑)
でも美味しかったね~楽しい思い出ありがとう。
Commented at 2010-08-09 19:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-08-09 21:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sarakosara at 2010-08-10 05:45
ほっこりちゃん
おはようございます^^
Tバックありがとう、ちょちょんとでけとるよ~♪
ずっと楽しみにしてきた一泊二日だったけど
二年ぶりのほっこりちゃんに会えたのも嬉しくて、
つい、その姿カメラにおさめてしまいました。
で、そらマダム、ここマダム、ほっこり姫、せっかくのみんなとの旅、
記念にそれぞれと思い^^v
ポロポロ瓦そばも、暑いねぇと歩いた道も、夜の乾杯も
パッと咲く花火のようにあっという間に思い出になるけれど、
心に灯って消えないものね。
私からも楽しい時間、ありがとう。
Commented by sarakosara at 2010-08-10 05:56
鍵コメ、at 2010-08-09 19:38さま
ありがとう、ではたぶんだけど、私の一存で。
えっと、たぶんだけど、夜目遠目効果(笑)
Commented by sarakosara at 2010-08-10 06:01
鍵コメat 2010-08-09 21:04さま
そうでしたか。了解です。
Commented by chirumegu at 2010-08-11 16:27
今頃、のこのことすまそm(__)m
ええ足袋、じゃねぇや、旅じゃったんじゃね^^
行けずに残念じゃったが、
次回は・・・^^♪
Commented by marronw at 2010-08-11 21:10
とっても大切な夏休みの思い出の写真ですね♪
みなさんスラリと素敵だわ~^^

茅の輪って大きいのですね、すごいな。
この輪をくぐって夏越しの祓いをするんだね~
珍しい行事を見せていただいて有り難う。

お父さまと寅さんとみる花火いいですね。
心の奥に咲いたような花火、とっても綺麗。
こちらのお腹にまでドドーンと響きましたよ(^v^)
Commented by sarakosara at 2010-08-12 05:55
ちるさん
ほんとうにええ旅だったよ^^
最後の最後まで、ちるちゃんも来られればって
気持ちの中ではねばってたんだけどね。
今度はぜっぴちるちゃんも引っ張ってこようってみんなで話しました。
東京に現れる日を心待ちにしてるからね、足袋姿でおめかししてきてよ^^v
Commented by sarakosara at 2010-08-12 06:06
マローさん
こうしてブログで出逢った方にお会いする時に思うこと、みんな若いなあって。
ブログを書くってこと、写真を載せたり、思いを綴ってみたり
私達の年代にはためらう人も多いと思うのだけど
たぶんそんな気持ちの若さが外見にも出てくるのかもですね、
マローさんに会ったときもそう思ったもの^^v
茅の輪くぐり、珍しいでしょう、すぐ目の前が関門海峡、この輪から望む海がまたいいの。
夏祭りの余韻がまだあって、たまたま出逢った茅の輪、幸運でした♪

子供の頃から年毎の花火を色んな人と見あげて、
そして父を真ん中に見る今もいいなって思います^^♪
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