出逢いあればこそ

今朝ミコから電話があり、無事に着いたとのことです。
ところが元気?ときく間もなく
こちらで契約をしていったネットがどうしてもつながらなくてパソコンが使えないと。
こちらのパソコンでマイアカウントに入ってほしいと言われたのですが
何度やってもエラー。
事務的に返さなくてはならないメールがあって困った・・と。
サポートセンターにもつながらずだけど、なんとかもうちょっと頑張ってみると電話が切れました。
落ち着くまではいろいろ大変ですね。

で、ミコの出発までに書いてしまおう思っていた京都だよりでしたが
最後はバタバタと追い込みで、けっきょく書き終えませんでした。
遅くなってしまいましたが、
ここはミコも時々のぞくと思うので、思い出のページとしてあと少しおつきあいください。


翌18日も快晴、朝から容赦なくお日さまが照り付けていました。
思えばこの京都行きの頃が今年の猛暑の始まり、
まさかあれから延々とこの暑さが続くとは思っていなかったけれど
処暑を過ぎてもこの暑さです。
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朝の出し撒き玉子がほんとうに美味しかった、
甘すぎず、上品な出しの味が活きて、私には出せない味でした。
湯豆腐に、ミコの大好きな白いご飯、しばらくこんな朝ごはんは食べられないけど
アメリカの食卓にも早く慣れるといいね。

それから宿にほど近い、清水寺へ。
それにしても暑い!
清水への参道をのぼりながら、用もないのにお土産やさんについ立ち寄ってしまいます。

容赦なく照りつけるお日さま、清水の舞台からの遠望。
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遠く京都タワーも望め、風が吹き抜けていきます。
清水の舞台から飛び降りたつもりで・・
人生50年と少し、私も何度かそんな気持ちになったこともありましたが、
今回のミコのアメリカ行きはまさにそんな思いもあったかもしれません。
一年前、もう決まっていた小学校の先生への道を断念しての方向転換、
迷いに迷って決断したことだったけれど、
予定していた春には行く目処もたたなくなり、
次々と社会人になっていく友達をみながら、やっぱりあのまま先生になっていれば・・
そう思ったこともしばしばでした。
清水の舞台から飛び降りるような気持ちで迎えた今、
その決断の答えはこれからミコ自身がひとつひとつみつけていくのだと思います。

ひとめぐりしてから、夏の特別公開の大講堂へ。
本道の賑わいとは対照的に、訪れる人もまばらで閑散としています。
いちばん奥手には大日如来坐像、
見上げるほどの大きさで柔和なお顔で鎮座まします。
ふだんは顔を見せてくれない仏さまにみつめられ、ひととき暑さを忘れ、
お隣の多宝閣には4メートルの巨大な仏足石
4メートルもあるこんな足に踏まれたら、ひとたまりもないだろうと
不謹慎な妄想をしている傍らでは
小学生の男の子とお父さんがお釈迦さまの背丈の計算をしていました。
ここもこの親子連れと私達だけ、
四方に4076体もの小さな仏さまが刻まれているけれど、しんと静かです。

ふたたび参道を下り、あまりの暑さに一休み。
抹茶の向こうのカメラはミコのもの、スマに見立ててもらって中古をひとつ手に入れました。
ミコも写真を撮るようになってから、
一緒の時に写真をとっても、クレームがこなくなったのは思わぬ副産物。
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甘みのないよく冷えた抹茶をあっという間に飲み干し、
三年坂、二年坂とくだり、
桔梗の青がそこだけ涼しげに揺れる店先で一枚。
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しかし真上にのぼったお日さまは日影も作ってくれず、
すべての根気をうばっていくように照り付けます。
さすがに歩くのをあきらめて地下鉄に乗り、
やはり夏の特別公開を見たかった下賀茂神社は泣く泣く割愛。
京都へは何度か来たことがあったけれど、いずれも寒い時期ばかり
やっぱり京都は冬の湯豆腐かな・・なんて言い訳しながら
猛暑の中での計画はなしくずしになっていくのでした。

とにかくこの暑さからのがれたい一心で
腹が減ってはいくさができぬとへりくつをつけて、お昼は二人とも行ってみたかった
イノダコーヒー本店へ。
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この冬、札幌に行ったときに、マローさんから教えてもらって知ったのがイノダコーヒー。
ひとりで入っても居心地がよくて
増毛から帰ってきた札幌でほっと一休みしたところ、
あまりに居心地がいいので、お店の人に東京にもありますか?と尋ね、
その時に京都が本店であることを知りました。
いつか本店に行ってみたい、そう思っていたら、ミコもイノダコーヒーのことを知っていたのです。
前回一人で京都に来たときは、清水の支店に行ったとのこと。
それなら今度は本店だね、と意見が一致。
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コーヒーと一緒の食事に注文をしたのは、あの時と同じハムサンド。
しばれた北海道で食べたハムサンドを真夏の京都でも食べながら、色々なことを思いました。
ミコにとっても、私にとっても、数々の出逢いが人生をつくり、支えてきてくれたはず。
それはもちろんこれからも。
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「出逢いあってこその人生だよね
 ミコもこれからも出逢いを楽しんでね」
そう言った私の言葉にミコもうなづいてくれました。



昨日も後からの荷物を送ったり、残していった愛用品を見てはしんみり。
でも今朝の電話で元気そうな声をきいたら、すっかり安心しました^^
みなさんのところへもコメントにと思いながら
今朝もミコからのパソコンの一件で時間切れになってしまいましたが
今日は週末金曜日、帰ってきてからゆっくり読ませていただきますのでしばし<(_ _)>

by sarakosara | 2010-08-27 07:24 |
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