白い道 

Nちゃん、昨日トーストにバターをいっぱいぬって食べたよ。
雪印ならよかったんだけど、もうちょっと安いバターだったの。
おまけに冷凍してあった食パンだったから、どうもパッとしなくて
Nちゃんがご主人に焼いてあげたトーストはきっともっと美味しいだろうなって思った。
だから今日またパンを買ってきました。
3枚140円の食パン、ちょっと奮発して、いつもよりちょっぴり高い食パン。
明日の朝バターたっぷりつけて食べるね、
きっとNちゃんが焼いたトーストみたいな味がすると思う。
あったかいもの食べていれば、元気がでるから、ね。
みんなで一緒のものを食べていれば、あったかいよ。
Nちゃんの家族はきっと大丈夫。
無責任だから言えるのかもしれないけれど、でもそんな気がするんだ。
聞くことしかできないけれど、なんでも話してください、書いてください。
そしてからだに気をつけて、この冬をのりきってね。


そして、Hさん、
ほんの少ししか言葉を交わしたことはなかったけれど、
時々読ませてもらっていました。
私にはかける言葉もみつからなくて、読み逃げばかりでごめんね。


高校生の頃だったでしょうか
NHKのみんなの歌で、「白い道」という曲があり
その歌が好きでした。
北国の冬は厳しく辛いものでもあるだろうけれど
真っ白な雪景色は私の心のふるさとの風景みたいでした。


どこまでも 白い
ひとりの 雪の道
遠い国の母さん 今日も
お話を 聞いてください
あれからもう 三年過ぎ
この道に また白い雪
サラサラ 鳴ります

北国の 冬は
きびしく 辛いけど
母さんと 歩いた道は
あたたかい 思い出だけ
れんげの春 トンボの秋
忘れません 声をあわせ
うたった あの歌

あしたも この道
歩きます ひとりで
母さんが 歩いたように
風の中も 負けないで
いつか 春の風が吹けば
歌いましょう あの日の歌
ひとり この道で






この歌をきいていた頃の私はぼんやりだったから
地方から上京してきた若者が、故郷の母を思う歌だと思っていました。
それがつい最近、この歌は
亡き母を想う歌詞だったと偶然知ったのです。
原曲はヴィヴァルディ作曲の四季の中から 『冬』 の第2楽章。
私がこの歌を初めて聞いていたころは、まだ母は健在でしたが
なくなるほんの数年前でした。
それから30年以上たった今ごろになって
はじめてその意味を知った。
そうだったんだとしみじみ思いました。

Hさんが私のブログを読んでいるかどうかはわからないけれど
この曲をHさんへ。
そしてNちゃんへ。
by sarakosara | 2011-01-21 21:32 | 想う
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