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懐かしい新人時代

スマは昨日が初出勤。
5時起きしてでかけていきました。
「いつでも、どこでも熟睡」で定評のあるスマだけど、
珍しく前日の寝付きがよくなかったらしく、やはり緊張してるのね、
少し緊張するくらいが、身が引き締まっていいでしょう。
出がけに、じぃじの時計していくねって、嬉しかったな。
ミコは一日から新しい学校に出勤しています。
今年も新一年生だとか、週明けにはピカピカの一年生を迎えます。
昨年度は悪戦苦闘の一年だったけれど、
3学期には保護者の方々とも気持ちが通い合い、
最後の懇談会は涙なみだのお母さんも多かったとか。
子どもたちのことを優先して考えていれば、親御さんもわかってくれるのだと
そんなこともまた勉強したようです。
今年度のミコの希望は中学年で出していたのだけれど、また一年生。
ああ、大変だな‥と、小さくため息のミコ。
でもけして暗い顔じゃなく、
私って心身ともにタフなんだよね、
まぁまた一から始めますか。
そんな前向きなあきらめムード(笑)
昨年度の経験をかってくれたのかもしれないのだもの、がんばってね。

ミコからスマへ、就職プレゼントだとか。
先輩先生として、これ役立つよって。

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昨日は午前中から東京まで出る用事があって
午後は遅れていた父の確定申告。
電車に乗ったり、税務署に行ったりしながら
どこか初々しい新人さんの気配があちこちでします。

いつも聴いているFMからも春のスタートにちなんだ曲が。
その一曲で、自分の新人時代のことも思い出しました。

私の新人時代は、一般的なものではなく、
当時20代だった社長が独立したのを機に採用された新人第一号であり
唯一の社員でもありました。
出版社とは名ばかりの小さな会社。
虎ノ門というオフィス街の中にあるとも思えないような
階段がギシギシと音をたてる建物。
一階には印刷屋さんが入り、二階は真ん中の細い廊下をはさんで
小さな得体の知れないオフィスが6部屋ほど並んでいました。

社長がでかけてしまうと私ひとり
可哀想だからと、買ってくれたラジオでFMを聴きながら電話番。
名刺には、編集部って書いてあるけれど
部って?(笑)
それでも若かったからか、ありきたりが好きじゃなかったからか、
お洒落なオフィスを羨ましいと思うこともなかったし、
寂しいとか、不安だとかいう気持ちより
これからどうなっていくのだろうというような
期待感の方が大きかったから不思議なものです。
いつもそばに東京タワーが見える風景も大好きでした。

もちろん落ち込む日もあったけれど、
一からスタートしたそこで、だんだん出版社らしくなり
いつしか、編集部の名刺もそれなりの重みを持ってきた。
そこで過ごした10年は私にとっての忘れられないものになりました。

朝一番で出勤して、まずFMのスイッチを入れる
そこから流れる音楽を聴きながら、窓を開け、お湯をわかし、掃除を始める。
たぶん、この曲も何ども聴いたと思う。
音楽はあの時、あの頃に連れていってくれる。

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あの初々しかった私はもういないけれど、
今週は来週から始まる仕事の下準備もしました。
今までファイルに次々入れてきた資料も一掃整理。
だんだん頭の中はピンぼけになって、目もピンぼけ、
細かい作業なので、いつまで続けられるかわからないけれど
気持ちを引き締めて、来週からスタートします。
Commented by Gabrielle at 2013-04-06 23:01 x
不思議なピーチパイ、なつかし。確か、加藤和彦ですよね~。
大好きだったな、加藤和彦....。
なんか時の流れを感じる4月。
スマくんも、ミコさんも、さらこさんも新学期がんばって。
Commented by sarakosara at 2013-04-07 13:08
ガブさん
加藤和彦、私も大好きだった。フォークルの頃の、悲しくてやりきれないとか、イムジン河とかも好きだったなあ。
おしゃれで、音楽のセンスも豊かだったろうし、いろんな意味でかっこいい人だったよね。そうそう、この曲は安井かずみさんとの、ゴールデンコンビでできた曲。
4月って日本じゃ入学入社など節目の時季だから、色んなことがよみがえったりするよね。思えば遠くへきたもんだ。
スマもミコも新しい場所で一歩ずつ、ドキドキの春だけど、こちらは年々衰えるものもあってドキドキの春。気持ちも新たにがんばります、ありがとう。
で、花祭りは、お釈迦様の誕生日を祝うお祭のことであります^^
Commented by oriori-marron at 2013-04-07 16:19
この曲を聴くと春のリズムで不思議とワクワクしてしまう♪

季節はめぐり移り変わって少しづつ成長していくのよね、みんな^^
ミコちゃんもスマくんも社会への階段しっかりと登っていますね。
お2人もさらこさんも新しい春にファイティン!!

本当にお父さま、ちゃんと時を知って逝かれたんだべね^^
Commented by umih1 at 2013-04-07 16:24
ひみつ付箋・・可愛い~ミコちゃんのセンス、いいですね^^
二人とも学校の先生になったなんて、さらこさんは想定内でした?

4月って新鮮でいいですね。
さくらも散り始め、葉桜を楽しむというのもいいですね。
昨日は広い公園を散策しました。気持ち良かったです。
さらこさんも、明日からお仕事がんばってくださいね。
Commented by sarakosara at 2013-04-08 05:58
おりおりまろんさん
懐かしい歌をきくと、その時にいっきにタイムスリップですよね、特に若い頃は多感だから色々思い出す。季節の変わり目を感じる曲はことにかも^^
ミコは今日入学式です、一年生と同じくらい、どきどきドン、な今かも。
スマも新人さんばかりのガイダンスがあったようだけど、新採用が多くて気おされ気味で帰ってきました(笑)でもいい意味の緊張をもっていたほうがいいと思うのでファイティンですね。私もキムサムスンの詩を思いながらがんばります^^v
時を知って、うん、偶然なのかもしれないけれど、私自身そう思うし、みんなに言われます。亡くなった3日も寅さんとスマが大好きな駅伝の復路の中継が終わった直後に病院からの電話、叔母が兄さんちゃんとみんなのこと考えてたのよって^^
Commented by sarakosara at 2013-04-08 07:06
うみちゃん
私もこんな付箋があるなんて知らなかったの、可愛いよね。今はいろんな便利グッズも多くてロフトなんかみていると、つい時間を忘れてしまったり^^
ふたりとも先生って完全に想定外でしたよ。ミコはともかく、スマは好きなことがはっきりしいる子だったので、違う道だと思っていたのだけど、昨年の教育実習で感じたこともあったようで。でも案外面白い先生になるかも。ミコの影響も少なからずあったのかもしれないわね^^

お天気大荒れだったけれど、昨日は雨上がりの暖かな朝、いっきに花が咲きだしました。父の庭のオキザリスもピンクの花をいっぱい、なんと街路樹のハナミズキがもう咲き出していて、びっくり。
私も少し余裕をもって家を出ればお散歩みたいに出勤できるのだけどね。でも忙しくなると案外時間の使い方は上手になったりします。がんばるね、ありがとう^^
Commented by Sora at 2013-04-08 11:45 x
冬休みが終わって、さら子さんも新たにスタートですね。
ブログで拝見していても3月のお約束が多いことに驚いていたけれど(笑)仕事が始まるとなかなかできないですもんね。
あの頃とは仕事も違うだろうけど、眼鏡かけて頑張ってくださいね^^v

はなみずきもだけど、ライラックも咲き始めているのをみつけてびっくりですよ。
Commented by shinn-lily at 2013-04-08 11:51
sarakoさんのまわりで、静に、空気が流れ、そよ風が吹き、花が咲き
・・・3つの記事を一気に読んで、そんな感想を持ちました。
お父様もきっとsarakoさんのそんな姿をご覧になって、天国から安堵したり応援したりしてくださっていることでしょう。
Commented by sarakosara at 2013-04-08 18:45
そらさん
父の四十九日が終わって、あっという間の二月。
ほんとうは四十九日を終えたら父の家の片付けをと思っていたのだけど、なんだか一日延ばしにしているうちに、まだ早いような気がしてきて。
それなら、仕事が始まったらそうそう休めないし、こんな今だから会いたいと思う人に会っておこうと。父や私からの感謝を伝えるというか、父のメッセンジャーみたいな気持ちもあったと思う。
これで、ひとまず仕事モードへ入っていく気持ちの整理がついたような気がします。
眼鏡もずっとだと疲れるから、かけたりはずしたり、でももはや手放せず(笑)
今日で少しエンジンかかりました^^v
ああ、ライラックもね。うちの金魚椿も昨年父が花がらを掃除していたのが4月下旬だったのに、今年は今が花散る時季、父に代わって毎朝掃除当番。花の季節がひと足早いよね、桜に続けかしら。今日も新緑がまぶしくて若い緑がきれいでした^^
Commented by sarakosara at 2013-04-08 19:05
リリーさん
今年は明けてから、ほんとうに色々なことがありました。父が亡くなり、ミコが一人暮らしを始め、スマが卒業、そしてふたたび我が家へ。
>静に、空気が流れ、そよ風が吹き、花が咲き
そう感じてくださったなら、私もほっとします。
もちろん日々の中では、逡巡もあったし、父への気持ちにしても、どこか肩の荷をおろしたように安堵している自分が薄情に思えたり。楽しんで笑っている時、淋しいよって言っていた父を思い出したり。気持ちも行ったり来たりでした。
でも私自身、こんなに色々なことが次々あったけれど、今思えば自然にことが流れていたような気もするんです。
すべてに、時があるのかもしれませんよね。
毎日仏壇の前で父に話しかけます、まぁお願いごとなんかも(笑)
今までは母へが多かったけれど、父なきあとはやはり一番に父へ気持ちが向いてしまいます。でもそばで母も笑っているような気がして、きっとふたりで見守ってくれているんですよね^^
Commented by keymyall at 2013-04-09 13:13
今年は、色んな事が動く年回りなのでしょうか?
何かある時は、一度にやってくる事が多いですね ^^)

>>音楽はあの時、あの頃に連れていってくれる。
本当にそうですね。
音楽は、不思議な力を持っていますよね。
音が、耳に入ると、その時の時間に連れて行ってくれる。

竹内まりあさん、、、、、いつまでも美しく素敵な歌声も変わらず。
sarakoさんの青春、、、、、垣間見たような気がしました ^^)
Commented by fruitbox-55 at 2013-04-09 22:06
そーそー、竹内まりあ
あのころのルンルン(古ッ)気分の歌懐かしいわ^^
わたしもあのころはおんなじルンルンだった気がします。

まりあさんも私たちと同じ歳月を生きて
人生を歌う歌を歌うようになりましたね。(歌3回^^;)
いろんなことがありました。
ありあさんにもさらこさんにも、わたしにも^^
Commented by sarakosara at 2013-04-09 23:17
kyemyallさん
そうですね、そんな年回りなのかもしれない。
私自身は何もしていないのに、周りに風がふいて、気がつけば‥というような気もします。
人生の節目というか、誰しも何度かそんな時があるのかもしれませんね。
今やっと少し落ち着いて、これからのことなども考えていかなくちゃって思っています。

五感の中でも聴覚と嗅覚がいちばん記憶と結びつきやすいような気がします。
やはり多感な頃、出逢いにどきどきしていた頃に聴いた音楽には、特にそんな力があるのでしょうか。
あの頃は母をなくして間もなくの頃だったりしたけれど、職場のみんながいたから、どれほど救われたかわかりません。
恋をしたり、失恋したり、怖いもの知らずだったし。
みんなそんな時があるのですよね、セプテンバーも季節がめぐると聴きたくなります^^
kyemyallさんをいっきに運んでくれる音楽は何かなぁ♪
Commented by sarakosara at 2013-04-09 23:42
みみなりさん
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』も、この頃でしたよね〜
いいの、いいの、古くてもいいの、私なんて、ルンルン今も使ってるよ、
ミコがきいたら3メートルくらい引かれちゃいそうだけどいいの、いいの^^
人生を歌う歌を歌う、うん、まさに歌に満ちた人生。
まりやさんの歌も変わってきましたね。
それが自然の変化だったと思うし、カムバックしてきた時は待望のCDを買いました。
彼女自身作詞作曲の、元気をだしてや、駅も好きな曲だったし、人生の扉も大好き。少し先行く先輩だけど、素敵に年齢を重ねてとても魅力的だなって思います。
生きるって実に色々なことがるわけで、それは生きていればいるだけ増えていく。
だからこそ、若いだけが素敵なのじゃないってこと、私たちも自信にしていかれたらいいですね^^v
Commented by keymyall at 2013-04-10 08:53
私はね、ウチの旦さんと、初めてドライブした時に、ずっとかかっていたスリー・ディグリーズの曲なんです。
記事にします!!!
あれ、今でも、胸がキュン!! ってします。
Commented by koko-ran at 2013-04-10 22:06
新一年生受け持つミコちゃん、新人のスマ君、新年度のさら子さん、頑張って♪

写真、近くの公園かな?
子供たちがいる風景、いいね^^
Commented by sarakosara at 2013-04-10 23:40
あの時君は〜若かった〜♪ そんな歌もありましたね^^
素敵な思い出がある歌、それが今も一緒に人生を歩む伴侶との思い出であるなら、なおさら素敵。
スリー・ディグリーズ、懐かしいな。
Commented by sarakosara at 2013-04-10 23:40
ここさん
うふふ、新がみっつそろって、うれしい、ありがとう^^
三者三様の春だけど、我が子といえどもみんな頑張ってると思うと励みになるんよ。

子供たちがいる風景、ほんと、いいよね。ぽかぽか暖かな春休みの一日、我が家のリビングから見えた光景、こぶしが咲く公園なの。
旭ちゃんも、お砂場遊びが楽しい頃かもね^^
世の中色々不穏な空気もただよっているけれど、この子たちがすくすくと安心して育つ日々が続きますようにって、心から思います。
Commented by west-msks at 2013-04-13 15:29
新生活がスタートする頃ですね
スマくんもミコさんもこれからの生活楽しみでしょうね!
北の国からエールを送ります。。
Commented by sarakosara at 2013-04-14 10:17
はないちごさん
ありがとう^^
昨日はひさびさにミコと一緒に食事をしました。今までの学校とぜんぜん雰囲気が違って少しとまどっているみたいだったけれど、とっても子どもらしい元気な一年生で、先生も思わず笑顔になってしまうみたい。
スマも初授業が一昨日の金曜日でした。
こちらはいっそう手探りみたいだけど、高校一年の男の子たちに先生いくつに見える?ってきいたら、18歳!だって。新米先生威厳なし(笑)
大変なことも色々これからでしょいが、ふたりともなんとかスタートをきりました。
北の国もそろそろ春の気配かな、エールをありがとう^^
by sarakosara | 2013-04-06 17:51 | 思い出小箱 | Comments(20)

遠きにありて思ふもの


by sarakosara