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一昨日から家の外壁の塗装が始まりました。
そろそろの時期だったし、震災の影響かヒビがはいっている箇所があって
我が家の場合ALCコンクリートという水に弱い素材を使っているから
外壁の塗装は10数年に一度必須とのこと。
費用もかさむので消費税値上げ前にと契約していました。
同じような人も多かったのか工期がおせおせになって結局今になりました。
3月の見積もりどおりでとのことなので我が家としては問題なし。

足場ができて、シートがかけられちょっと鬱陶しいけれど
仕事にでかけている間に作業なので、
洗濯物が外干しできない以外はこれも問題なし。
今日は日曜で作業がないので、シートは寄せてくれました。
見通しちょっと明るし。

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年明け1月に父の庭のフェンスの一部が
故意にか過失か壊されてしまうという出来事がありました。
やはり空き家状態がよくないのだろうか、
そんなことを考えていた矢先
従姉妹から一階に家を貸してくれないかと打診。
従姉妹はシングルマザー
一人娘を育てながら一生懸命働いている。
暮れの法事の時にちょっとそんな話しは出たけれど
それきり忘れていた話し。
我が家も助かるし、従姉妹もお財布が楽になる。
なんていうタイミングだと話しはトントン拍子。
引っ越しの時期やリフォームもというところまで話しが進んだところで
叔母に事後承諾になること
蚊帳の外で話しを進めていたことに気づきました。

1月に80歳を迎えた叔母は一人暮らし。
まだ仕事をしながらとても元気だけれど
兄である私の父をなくしたり
従姉妹達との和解もあったりで
急に気弱なことを言うようになった。

従姉妹が一緒に住むべきなのは
私ではなく叔母なのではないか?

そのことを従姉妹に言ってきかせると
「そうだね、お母さんひとりなんだよね。
こんな歳になるまで私もお母さんの淋しさに気づけなかったなんて」
そう素直に言ってくれたのです。

我が家への引っ越し話があったからこそ
叔母との同居の話しがもちあがった。
父がいちばん心にかけていたことがひとつずつ解決していってる
そんな気がします。

我が家の一階の話しはこれで振り出しに戻りました。
今年は家のこと、これからのことを考えていかなくちゃ。

家_f0231393_1438737.jpg

私は家を見るのが好きです。
見知らぬ人の家をみながら歩く時
そこに暮らす人のことを想像してみる。
不思議なもので長年暮らす家にはそこに住む人の想いみたいなものが
映されるような気がします。

23年間、これまで3世帯7人が暮らしてきた我が家も
いろんな意味で曲がり角。
by sarakosara | 2014-04-06 14:43 | 想う

遠きにありて思ふもの


by sarakosara