おいでませ萩へ

昨年の旅行など、自分の記録としても書いておきたかった
いくつかの記事、時系列にそって。
まずは、10月半ばの土日一泊で向かったのは山口県。

恒例になりつつある友達夫婦との旅行も三回め
お互いまだ仕事があるので、土日の一泊も恒例。

とはいえ、けっこうな遠出もしている。
一昨年の今頃は青森は津軽と五能線の旅だった。
そして今回は山口県の萩へ。

f0231393_14143662.jpg

一日目は宇部空港からレンタカーで秋吉台と秋芳洞を堪能して
そして翌日は車を自転車に乗り換え、
レンタサイクルで萩の町を見て回った。

いたるところで見かけるのが、夏みかん。
明治期に職を失った武士への救済措置として
夏みかんの栽培が奨励されており、
当時植えられた夏蜜柑の木が今も萩市内に多く残るのだという。

友達のここさんから聞いていた
夏みかん色のガードレールも確かに確認した。
写真が撮れなかったのが悔やまれるけれど
ここさんの記事を思い出しながら
わ、これが夏蜜柑色のガードレールなんだ!
そんなふうに興奮したのもブログのおかげ
寅さんにも、一緒の友達にも話した。
この頃はまだ青いものがほとんどだったけれど
今頃はまさに、ガードレール色に色づいていることだろう。
f0231393_14113099.jpg


萩市は明治日本の産業革命遺産として登録されたこともあって
歴史ある家並みなど、ほんとうに美しく保存されている。
白壁が続く武家屋敷、商家、港や寺町。
f0231393_1419566.jpg

こんなに広範囲に時を超えたような町並みがあることに驚いた。
好天に恵まれたうえ、気候の良い時
自転車で風をうけて快走。

折しも「ねんりんピック」という
60歳以上の高齢者の方を主に対象とした
スポーツや文化種目の交流大会が開かれていて
萩市ではマラソン大会を開催。
ちょうど商家が並ぶあたりで選手の通過と遭遇。
自転車を道路の脇によせて、応援にまわった。

f0231393_1420784.jpg

中には80代だと思われる方もいらして
歩くような速さになったりしながらも
一心に走る姿は
命がきらきらと輝いているようにまぶしい。
まだ自分も頑張らなくちゃと、素直にそう思わせてくれる。

お年寄りといえば
萩市内で一般公開されている
商家や武家屋敷などの歴史的建造物で
チケットの受け渡しや内部の説明をしてくれるのが
これまた、お年寄りたちなのです。

実に丁寧に、わかりやすく解説をしてくださる。
時々巻き戻しのように、リピートしてしまうこともあるけれど
それも微笑ましくて、
友達と、ありゃ、もどっちゃった、と。
でもおかげで、萩城下の昔の様子などすっかり頭にはいった。

笠山椿群生林に残る艶っぽいお話など
身振り手振りで情感こめて話す様子
どの方も萩の町に誇りと愛情をもっていらっしゃるのがよくわかる。

萩城址を見終えて
最後に自転車をとめたのが、口羽家住宅。
ここでも年輩の女性が迎えてくださった。

参観者は私たち4人のみ。
ここでは、花燃ゆのロケもあったとか。
きれいに掃き清められた橋本川沿いの敷地に出ると
椎の実があちこちに落ちていた。

f0231393_21313533.jpg


「ほら、この椎の実ね
殻をむくと生で食べられるのよ」
そういう案内のご老人の話をききながら
パパーズが童心にかえって拾っていた。

水面がキラキラと午後の陽に輝いている。
まだまだ萩の話は続く、のどかな昼下がり。

f0231393_14214127.jpg

萩の町はお年寄りの力と知恵が
現役で町を支え活かしているところだと感じた。

一泊二日とは思えないほど満喫した萩。
秋空のもと
風を受けながら走った自転車、
こんどは、もう一度ゆっくり歩いてみたい町。
by sarakosara | 2016-01-10 14:37 |
<< 韓国ソウル ライブ旅行 北の国から 3 >>