韓国ソウル ライブ旅行 CNBLUE My Love
2016年 02月 14日
日本のライブでは二時間半から三時間
ほとんど立ちっぱなしで盛り上がるけれど
韓国では座ってきく人もけっこういて
後ろの人に迷惑だから、私たちも腰掛けて
ちょっといつもと勝手が違うけれど
郷に入れば郷に従えスタイルで。
もちろん、途中からは会場中が盛り上がってスタンディング。
昨日もシンガポールでコンサート。
私たちが観に行った 「 2gether 」のアジアツアーはまだ続いている。
CNとの出逢いは5年前
職場の友達から無理矢理(笑)貸し付けられたドラマがきかっけ
そこに出ていたヨンファ。
韓ドラも初めてだったし
ドラマの役柄にも正直、ん?だったのに
ライブシーンのメイキングで
ほんとうに幸せそうにギターを弾きながら歌うヨンファと
その声に恋してしまった。
彼らは日本ではバンドとして活動しているが
本国ではアイドルのくくりに入る。
お国柄バンド文化は日本に比べれば認知度は低くて
音楽番組もダンスグループが主流
多くの人にきいてもらおうと思えば
アイドル番組やバラエティにも出なくてはならず
時にはドラマに出ることもある。
日本でいえば、TOKIO のようなグループといえば
わかりやすいかもしれない。
事務所の方針には沿わぬ訳にはいかず
彼ら自身もジレンマや不本意な思いもたくさんしてきた。
二十歳そこそこでデビューして
今は20代も半ばを過ぎ
彼らもどこかわりきったのかもしれないし
最初韓国では自作曲はなかなかタイトル曲として出してもらえず
自作は日本で発表することがほとんどだった。
しかし、ここ数年は韓国でも自作曲をタイトル曲として出すことができるようになり
それなりに好きな音楽もできるようになってきたように見える。
また日本での活動と
韓国、そして海外での活動は少し線引きをして
それぞれを楽しんでいるように感じる。
あっちも、こっちもと、粗製濫造にならないか、時々心配になることもあるが
日本のためだけに作ってくれる曲があることは嬉しいこと。
もちろん韓国より市場があるし
お金になると言ってしまえばそれまでだが
まだ韓国でも日本でも知る人がいなかった10代の頃
日本でバンド文化を吸収しようと修行時代を過ごしたことは
少なからず彼らの中に色々な思い出として残っていると思う。
日本のツアーへご両親たちを招くことも多く
プライベートでも家族を日本へ連れて遊びにくる。
オーディエンスのあり方も違う
それぞれのお国柄の要望にも沿いながら
日本でしか聴くことができない曲
また韓国でしか聴けない曲。
それがあるから楽しい。
だからソウルコンにも行きたいと思う。
最初日本での活動を知って
CNBLUEを聴きだした頃は
70年代80年代、私がまだ10代や20代の頃にきいていた
洋楽の香りがする曲も多くて心惹かれた。
そんな曲は日本曲に多くある。
日本でインディーズだった頃の曲 「Y, why」
大好きな一曲。
「Crying Out」
母国では恋愛の曲も多い中
日本の曲には英語詞が多くて
そんな中に本音や迷いなど20代の彼らの思いがこめられているものもある。
ヨンファとジョンヒョン、ダブルボーカル冴える一曲。
韓国でしか聴けない曲。
ドラマの挿入歌。「my love」
アコギ、好きだ〜♪
今回のツアーのタイトル曲。
「Cinderella」
ダンサブルで華やかな曲。
韓国デビュー当時、提供された曲が盗作疑惑で
まだ右も左もわからなかった頃の彼らまで
偽バンドと誹謗中傷された頃もある。
それから月日が流れ、
厳しい韓国芸能界の中で精神的にずいぶん強くなったと思う。
そんな今までの悔しい思いを振り切って走る気持ちを
リーダーのヨンファが歌う「CATCH ME」
彼らの音楽も進化し続け
模索し続けている。
最近はバンドサウンドから離れていっているという
批判的なコメントをするファンも多いけれど
スマと同じ年頃の彼らをみていると
迷ってあたりまえ
まだまだ自分たちの可能性を色々試してみたい盛り。
私はそんな進化を楽しみたいと思う。
彼らの真骨頂はやはりライブ
ぜったい手抜きなしで楽しませてくれる。
もちろん彼らのルックスも大好き。
整形は韓国のお家芸といわれ、芸能人はみんなと思われるかもしれないが
CNBLUEのメンバーはひとりも整形はしていない。
汗だくになって歌う自然な美しさはライブならでは。
音で、ビジュアルで、
そして音楽に身を任せ自分自身も身体中で楽しむライブ。
ほんとうに幸せな気持ちになる。
CNを通してたくさんの出逢いもあった。
こんなときめきや、幸せをくれた彼ら
CNBLUE My Love。