二の酉
2016年 11月 28日
今年は勤労感謝の日に
いつもの鷲神社二の酉へ。
今年は深夜からの雪も予報されていた寒い日。
外で二時間近く並ぶことも想定にいれて
寅さんとふたりダウンにマフラー手袋ももってでかけたが
底冷えはするけれど、風がないせいか
思ったよりも寒さが堪えない。
きこえてくるお囃子
露店のかけ声
並ぶ人並みの背中をみながら
この穏やかな時間が続くよう
そんなことをいつもよりも強く願った。
結婚する前の年から通い始めた酉の市。
子どもや親達が一緒の頃は
あと何度来るのだろうと考えたことなどなかったけれど
気がつけば、一年の早さが身にしみ
いつまでこうして来られるのかなと思うこともある。
あたりまえのように続いてきた日々が
あたりまえじゃないと思うことの増えたこの頃。
それでも私たちは明日に何があるか知ることができないなら
重ねる一日一日を
できれば笑顔ですごしたいと思う。
鳥居のむこうに見えるこの言葉を
今年もみながら歩くことができたこと
威勢のいい手締めで
新しい熊手を手にできたこと
帰りに寅さんと一杯呑みに寄る楽しみ。
ひとつひとつのことに感謝しながら。