伏見稲荷 行きは良い良い

平等院から向かったのは、伏見稲荷。

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着いたのは4時頃になってしまったけれど
今年初めての午の日ということで、大勢の人で賑わっていた。
いわゆる千本鳥居というびっしりと隙間なく鳥居が並ぶ場所は
混み合ってぞろぞろ歩き状態で
やっとカメラを出したのは千本鳥居を抜けてからのこと。

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千本鳥居と言われている場所は山の麓に当たる場所にあり
そのあとも寄進された鳥居は、稲荷山の頂上の近くまで一万本近く続いていることを
実は知らなかった。

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行けども行けども続く鳥居に正直驚く。
こんなにあったとは、さすが日本三大稲荷の一つだけのことこはある。
登り進むうちに、少しずつ人の姿が減り
行き交う人もまばらになってきた。
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やがて登りもだんだん傾斜がきつくなり
あたりもしだに宵闇が迫ってくる頃。

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霊剣あらたかな場所であればあるほど
やはり宵闇はその神秘の力が増すようで
逢魔が時という言葉も思い出す。

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ときおりすれ違う人も下りの人が多くなると
少々心細くなってくる。
地図を見ると、もう少し先に
開けた見晴らしの良い四つ辻という場所があることがわかったので
そこまで登って引き返すことにした。

やがて、京都の町を一望できる場所が開け
チラチラと灯りのともり出した街の景色に
ここまできてよかったね
今度はもっと早めにきて、山の上まで行こうと寅さんと話す。

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さて、帰り道。
ここからが「帰りは怖い」の始まりだった。

というのも、すっかり薄暗くなった足元がよく見えない。
ランダムな高さに一段一段続く石段の高低差と位置がよくわからないのだ。
一段踏み外して、とっさに体制を保ったけれど、危うく転びそうに。

まだまだ続く下り階段、明かりがついているところは大丈夫なのだけれど
薄暗い中の段差が見えない。
寅さんは大丈夫かしら?と心配して振り返るが、
あちらは大丈夫そう。
私だけか。
お母さん危ないよ、とスマが手を貸してくれたので
暗がりなのを幸い
しっかりスマの腕にすがって下るという情けないことになってしまった。

だいぶ下ったところに
このタイミングで「腰神不動明王」ののぼり。
足腰守護と書かれている。

いやいや、足腰は大丈夫なの。
目が「駄目」なのよ。

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とはいえ、寅さんもスマも笑っているので
夫婦の健脚を願ってお灯明をあげてきた。

思い返せば、ここ数年
駅の階段も下りが怖い時がある。
ことに、黄色い線があると途端に見えづらさが増す。
極端なガチャ目なので
若い頃から片方の目だけで見ることに慣れてきた。
それが年齢とともに、下りの段差が見えづらいことと関係しているのかも。

気持ちだけは若いつもりだけれど、
これからも折り合いをつけていかなくちゃならないことは
少しずつ増えていくのだろうな。
とりあえず、夜道の段差には気をつけなくちゃ。

だいぶ下り、人の姿も増えてホッとしたところに荒木神社という社があり
口入稲荷大神という縁結びのご利益がある神様がおられるとのこと
男女の縁だけではなく、人や物とのご縁にも良いとか
就活が始まるスマにも、いいご縁がありますようにとお願いしてきた。

そこでつい可愛くて引いた狐みくじ。
開くと末吉の文字。
末吉かぁと少しがっかりだったけれど
いや、欲張らず、末吉くらいがちょうどいいのかも。
ねぇ狐さん。



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by sarakosara | 2017-03-10 18:27 |
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