カテゴリ:日々( 153 )

夕涼み

連日猛暑が続く。
そんな中、元気なのは雑草たち。
ゴールデンウィークに必死に抜いた草たちが
また息を吹き返し、モリモリと茂りだした。

この暑さ、見て見ぬ振りをしたいところだが
お隣との境の細い地面と裏のわずかな敷地に生えた草をほおっておくと
お隣のおばあちゃまが、炎天下もかまわず
草取りを始めてしまうことがある。

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ある夏の日、仕事から帰ると、雑草がすっかりきれいになっていて
慌てたことがある。
農家育ちだから、ちっとも苦にならないよと笑っている。
とにかく働き者。
しかし、もう90歳を超えた今は真夏の炎天下、怖い怖い。
それ以来、見て見ぬ振りはできなくなった。

そろそろタイムリミット。
今日の午前中えいやっと思い切り
長袖シャツ、首にタオル、帽子、虫除けでいざ草取り。
すぐまた生えてくるから、根こそぎと力が入る。

30分もしないうちに玉の汗。
顔もぽっぽと火照ってくる。
外で働く方々の苦労が身にしみてわかる。
豪雨災害の後片付けも猛暑の中と聞く
元気な大人でも体調を崩しかねない暑さだ。
高齢の方々には、どんなに堪えることだろう。

父は北国育ちのせいか
冬の寒さは少しも苦にならないのに
夏の暑さには、めっぽう弱かった。
そのくせクーラーの冷えは嫌いで
夏がくると、体調管理に頭を痛めたものだ。
猛暑の夏がくるたび、父がいないことに少しほっとしてしまう。


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去年ほおずき市で買った江戸風鈴が壊れ
またあのチリチリン、カラカランという音色が恋しくて
出先で見つけたものを買ってきた。

夕涼みという言葉もなくなりそうなほど
夕方も熱い風が吹いている。
それでも暮れのこる夏の夕空に
透明なガラスの水色が溶けていく時間はいいものだ。




by sarakosara | 2017-07-16 18:28 | 日々

紫陽花の季節に

お久しぶりです。
すっかり更新も休んでしまい
前回の記事が節目みたいな内容だったので
もうやめてしまったの?と思われた方もいらしたかもしれませんが
そんなわけではぜんぜんなく
むしろ気持ちも新たに書き始めようと思っていたのに
いろいろなことが重なり、パソコンをゆっくり開くこともないような日々でした。

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4月後半に私自身が体調を崩してしまったのをかわきりに
ミコの新任先での今までになかったような苦戦を心配し
やっとゴールデンウィークに体制を立て直せそうになった矢先
連休は帰らずに
実験装置が思う存分使えるから研究室に残ると言っていたスマが
体調不良で帰ってきました。

風邪だと思うけど熱が下がらないと連絡があり
翌週に義父母の法事があるから
一足早く帰ってきてこちらにきて養生したら?と
少し落ち着いた時をみて帰ってきました。

京都で一度近くの病院にかかって風邪だと言われたとのことだけれど
夕方になると熱が出る繰り返しで
さすがにおかしいと思った頃
スマの頸部のリンパ節の腫れに気がつきました。

これはおかしいからとまたこちらで病院にかかり
脾臓の腫れや、肝機能の低下などから
伝染性単核球症だとの診断。
気づかずにこじらせると死に至ることもあるらしく
入院してもいいが特効薬はなく対症療法のみ
とにかく栄養をとって絶対安静にしているのが治療法なので
実家にいるなら家で療養でも構わないとの診断でした。

それから約ひと月
その間にも顎の下のリンパ節も大きく腫れ始め
悪性リンパ腫の可能性も捨てきれないと
大きな病院の紹介状をもらって受診したのが先週のこと
血液の数値が徐々にではあるが良い方に下がっていること
生検となると一つの手術なので体に負担をかけてまで急ぐこともない状況だから
夏頃にもう一度血液データを見てから生検するかどうか決めましょう。
しかし、ほぼ伝染性単核球症であるだろうと
ホッと胸をなでおろす診断でした。

私の仕事も忙しい時期に入っているけれど
スマには栄養と安静が第一というので
果物や野菜をたっぷり買って帰り
一人暮らしでは食べられない家の料理を手をかけて作り
朝も昼の分を用意して出かけ
寅さんとの二人の生活にどっぷり浸かっていた身には少々堪え、
それにも増して病気の心配の方がいっそう心身に堪えました。

就活時期にも重なっているため
本人も気が気ではない様子だったけれど
そのためにも今は安静しかないとここは我慢。
先週の診断で、やっとあと一、二週間家で
少しずつリハビリをして京都での生活に復帰しても良いとの目処がたちました。

今日は書類が通った会社の面接が大阪であり
ついでに一旦あちらの部屋にも寄ってくるとスマ。
こんな長居になるとは思わないまま部屋を空けて来たので
ゴキブリ屋敷になっていないか心配だよと苦笑い。

今日は母の祥月命日。
今年は三十七回忌にあたると先日お寺から連絡があったけれど
法事はせずに、お塔婆を立てていただき
母の好きな花をいっぱい持って
昨日寅さんとスマと三人でお墓まいりをして来ました。

今朝も初めての面接で少し緊張した面持ちのスマに
場合によっては就活どころではなかったもしれないのだもの
今日こうして元気に出かけられることになったことに感謝しなくちゃね。
そう言うと、ほんとうにそうだねとスマも穏やかな笑顔。

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スマが朝早く出かけてから
寅さんと買い物ついでに紫陽花をひと鉢買って来ました。
父の庭の大きな紫陽花が病気になってしまい
泣く泣く切ったのが昨年の秋のこと。

母が愛した紫陽花、
その紫陽花をまた愛でた父。
その紫陽花はもうないけれど
道々に紫陽花が咲く季節になり
今日も36年前のあの日のように穏やかな夕暮れになりました。

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更新しない時に撮った写真
花々のこと。
出来事など、またぼちぼち更新していきます。







by sarakosara | 2017-06-04 18:03 | 日々

とっておきの時間

三月には、担任をする6年生の子たちを送り出すミコ。
初めてのことで、袴を借りて
私が娘時代に母が作ってくれた着物で行くことになった。
淡い桃色に薄紫の花がちらほらとある絞り
私も一度しか袖を通していないので、母も喜んでいると思う。


長襦袢に半襟をかけながら
和服が好きだった母は、しょっちゅう半襟がけをしていたなぁと思い出す。
穏やかな昼下がりの針仕事。


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この冬休みはあまり予定を入れず
大切な約束だけにして
ゆっくり自分の時間を過ごすことができた。

寒い日は、おでんを朝から仕込んだり。
りんごジャムを作ってスマに送ったり。


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一人のお昼。
食べたいものを食べたい量でゆっくりと。
眠くなれば寅さんに申し訳ないなぁと思いつつ、うとうと。
そんな申し訳ないなぁの気持ちを込めて?
圧力鍋で寅さんの好きな
ほろほろのお肉のビーフシチューを作ったり。



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宵闇がゆっくりとやってくる前の
夕方の静かな時間。
傾いて行く陽の光を惜しみながら本を開く。
この時間の光、閉じ込めてしまっておきたい。


テレビはほとんどつけず
いったい何をしていたのかなと思う
いや、これといって何もしていなかった
そんな二週間あまり。


やらなくてはならないことは、探せば山ほどあるけれど
あえてそれには手をつけず
でも、とっておきの時間になった。


さて、明日から仕事開始。

京都の話も続きます。



by sarakosara | 2017-01-22 17:53 | 日々

あけましておめでとうございます

今年も早くも五日。
今日初出勤の寅さん、いつもより少し早く出るからと
目覚ましをかけていたのに
なぜか寝過ごし。
寅さんに起こされて、え〜〜大変!
絶好調な?滑り出しでした。とほほ。

そんな我が家のお正月。
一日は家族みんな揃い、例年通り地元の氏神様を参りました。
コブシの蕾がふっくりと膨らみ
雲ひとつない空に銀色に光っていました。

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二日、ミコは大切な人の実家のある仙台へ。
同行するわけじゃないのに
私の方がドキドキ。
ミコからとてもよくしてくださって楽しかったと
ラインが届いて、ホッと胸をなでおろしました。

そして三日は父の命日。
熱燗をお仏壇に供え、
「朝酒も 今日で終いの 三日かな」
そう詠んだ父と差し向かいのような気持ちで
私もそれを一口いただき
駅伝を見終えてから
寅さんとスマと三人でお墓まいりへ。
その後スマは友達との待ち合わせでわかれ、
寅さんと二人、買い物をしているときでした。

友達からラインが入り、
同居していたご主人のお母さまが今朝急逝されたと。
奇しくも父と同じ日に。

この一月には孫息子の結婚を控えていた時
晴れ姿を見ることはできなかった
悲喜こもごもの年明け。
でもそれが人生なのだろうなとも思う。

日本も世界も色々なことがあり過ぎて
誰もが異常なことだと感じているけれど
こんな日々のニュースにも少しずつ慣れてしまうのでしょうか。
どうか時よ穏やかに流れてくださいと願うだけです。
嬉しい事ばかりじゃないけれど、
悲しい事ばかりでもない、そう思いながら。


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年末体調を崩してしばらく我が家から出勤していたミコも
すっかり元気になって自分の家に戻り
スマもさっき帰っていきました。
ちょっぴりぽっかりと寂しいなと思いながら
パソコンに向かっています。

コメント欄を閉じたままですが
今の私にはこれが一番楽な形とわりきり
時々ふっと書きたいと思うことがある、時がある、
そんなとき、やはりここがあってよかったと心から思います。

例年どおり新年の仕事は少し始まりがゆっくりなので
束の間の冬休みです。

今年もよろしくお願いいたします。


by sarakosara | 2017-01-05 19:06 | 日々

師走の干し柿づくり

関東地方で54年ぶりに11月の雪が降った日の夜
お隣のおばあちゃんから
渋柿だけれど、干し柿にすると美味しい柿があるの
要らない?と電話があった。

お隣に生った柿の実だ。
甘柿は毎年もらうのだが
渋い方は今回初めていただく。

さて初挑戦の干し柿。
初めてだったのでカビないか心配で
熱湯をくぐらせた上に、焼酎で表面を拭いてから
芯に紐を結んでベランダに干した。

前日の雪がまだ屋根に残る翌朝
キンと冷えた空気が
柿の肌に染み込み
少しずつ美味しくしてくれるようでワクワクする。

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ミコが体調を崩して帰ってきている。
先々週から具合がよくなかったのだけれど
無理に無理を重ねて拗らせてしまった。

どんな仕事もそう簡単に穴を開けるわけにはいかないが
教師は子ども相手の仕事なので
より一層責任感で休めないことが多い。
一人の先生がひとクラスの授業をほとんど受け持つ小学校はなおのこと
無理をしても仕事に行ってしまう。
代理の先生がみてくれないの?ときくと
よほど長期の入院とかでない限り
担任が休みの間は自習になってしまうとか。

今様子見だけれど
腎盂炎を起こしてしまうと
入院も考えなければならないようだ。

学期末の忙しさに加え
家庭をまだ持っていない20代後半の働き盛りは
各主任業務も請け負って
山ほど任されていることがある。

小柄で細いミコだけど
タフで頑張りがきくところが取り柄だったのに
ああ、こんなこと初めてだよ
情けないなぁと嘆いている。

走ってばかりじゃ疲れも出るよ。
そんな時期だったのよと励まし
身体を壊しては元も子もないんだからと言い聞かせる。

週末、半ば強制的に我が家に連れてきて休ませていたら
ほんのすこし楽になったようだ。
明日からはまた学校。
今学期もあと少し、無事に乗り切れるだろうか。

一週間たった干し柿は
良い色合いになってきた。
美味しく出来上がる頃はいつもの元気なミコに戻っていますように。












by sarakosara | 2016-12-04 17:04 | 日々

煮豚ことこと

再従姉妹(はとこ)のM子ねえちゃんから連絡があったのは
9月の終わりに近い頃。
来月の始めに大学時代のサークルの展示会があってね
そっちに近いところだから、帰りに寄ってもいいかな。と。
ちょっと一方的な展開で、あららと思っていたのだけど
よくよく話をきけば、初孫ちゃんが誕生したとか。

M子ねえちゃんも、私と同じひとりっこ。
息子のS君もひとりっこ。
大恋愛の末の結婚は途中でうまくいかなくなったけれど
その後も翻訳の仕事と子育てを両立してきた。
S君も30代になり、今回の嬉しい報せ。
今やっと、ほっとひと息なのだろう。

私より七歳年上。
一人っ子どうし、子どもの頃はよく買い物や映画に連れていってくれたり
M子ねえちゃんが大学生の頃は
一人暮らしのアパートにも泊まりに行った。
大人で美人でちょっと辛口
お洒落が上手で憧れのお姉さん
あえば、いつもまとわりついていた。

辛口マイペースは相変わらず。
さすがに最近は翻訳の仕事もあまりこなくなって
1日家でひとりももったいないなあと
この間からスーパーで働きだしたという。
びっくりでしょ?と笑いながら
自分より年下の熟練さんに叱られたり
実にびっくりな日々を過ごしていることを面白おかしく
電話口のむこうで話す。


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数日前、胃腸炎になって仕事を休んだ。
胃腸の痛みはもとより、身の置き所もないほどだるくて、
こんな状態でおもてなしができるかと心配だった。
よほど延期してもらおうかと思ったけれど
この後も色々週末は予定があるし
M子ねぇちゃんも楽しみにしているだろうと思うと
ここは早く治してと気合いをいれた。

木曜日は食べ物の写真を見るだけで気持ち悪くて
1日何も口にできなかったのに
金曜の夜には見るものぜんぶ美味しそうで
まだ消化の良いものしか食べられないから
もうお腹がぐうぐう。
我ながら回復力の早さはみごと。


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昨日は職場の友達に教えてもらった煮豚を作った。
まだ自分は食べられないので
ほんの少し味見をしながら
ことこと、ことこと、じっくり煮込んだ。
柔らかくて品のいい味にしあがったと思う。

M子ねえちゃんの話は辛口で面白い。
昔私の実家に泊まりにきた時は
父もたじたじで苦笑い
母方の親戚なので、
母も、Mちゃん!、なんて、たしなめることもあった。
甘辛い煮豚を食べながら
さて、今日はどんな話が飛びだすか。
思い出話に花が咲くかもしれない。





by sarakosara | 2016-10-09 15:02 | 日々

変化

ささやかな抵抗、
通勤時の速歩とお風呂上がりのストレッチをはじめて
そろそろ一ヶ月になろうとしています。
健診結果をみて、こりゃまずい、と始めてみたこのふたつの習慣が
ほんの少し実を結び始めているみたい。

40代の頃とほぼ変わらない体重なのに
なんだかもったりしてきたなぁと思ってぼやいた時に
スマから言われた言葉。
「お母さん、脂肪は筋肉より軽いんだよ」
あ、そうか、体重が変わらないと安心していたけれど
脂肪に変わった贅肉がもったりしていたんだ。

ここにきて納得。
ほぼ体重は変わらないけれど、引き締まってきたのか
パツンとしていたジーンズの太もも部分に
ゆるみが出てきた。
脂肪がふたたび筋肉に変わってきたということかもしれない。
希望的観測含みとはいえ
実感できる変化はとても励みになるのです。

これから夏本番を迎えたら
果たして徒歩通勤を続けられるか
はなはだ怪しいところではあるけれど
ゆるんだジーンズを励みにがんばってみようと思っているところ。

そして何よりの副産物は
毎年大の苦手だったこの季節の体調不良を
ほとんど感じないこと。
毎朝だるくて、
えいっ!と気合いをいれながら出勤していた去年までを思うと
半信半疑なくらい調子が良い。
仕事も忙しい時期を迎えているのに
夕方にもぐったり疲れない。

脚は第二の心臓とも言われているし
たぶん、ぐちゃぐちゃだった自律神経が
少しずつ整ってきているのかもしれない。

まだ信じられないこの変化なので
あまり調子にのらず
地道に無理せず歩いていこう。

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夕方の空。
風に流される雲が、
波の上を飛んでいく、トビウオみたいに見えた。
by sarakosara | 2016-06-27 20:36 | 日々

ささやかな

ここ数日梅雨の晴れ間で
暑いとはいえ、家にいると心地よい風もはいってくる。

昨日はひと月おきくらいに来る置き薬屋さんが寄ったので
去年の夏も買ったシークワーサーと黒酢のドリンクを買った。

以前は紫蘇ジュースを作ったけれど
思いのほか砂糖を使ってしまうのでどうしようか迷っていた時
置き薬屋さんに教えてもらったのがこれ。
シークワーサーと黒酢のふたつの違った酸味がほどよくて気分すっきり。
水でわって飲むけれど、炭酸でわっても美味しい。

仕事の繁忙期にかさねて、梅雨時の低気圧で
身体もどんよりしがちなので、こんな飲みものがいい。

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5月、6月は職場の健診がある。
勤め先は健診センターなので、
職員は好きな日を選んで健診が受けられる。

そして、このシーズンになると、
健診を間近に控えた人から、にわかダイエットが始まる。
腹囲や血液検査もあるから
体重減だけじゃなく、あらゆる方向からアプローチしながら
経過報告したり、励まし合ったり、慰め合ったり
微笑ましくも涙ぐましい努力が始まるけれど
いずこも、さほどの効果はみられず‥

それでも、健診が終わった人からは
「あ〜今日は思い切り好きなもの食べよ〜」
と開放感たっぷりの声。

女性は50代に入った頃から
様々な身体やホルモンバランスの変化があって
おおかたの女性は脂質が高くなったり
身体のラインが崩れてきたり、
哀しい現実と向き合うことになるのですね
もちろん、私も。

デスクワークで、ほぼ一日座りきりなので始めた
筋トレのサーキットトレーニングも
たいして通えないわりに、月々の金額もばかにならないので
一年前にやめてしまった。
今は仕事の行き帰り、なるべく速歩で歩くことと
お風呂上がりのストレッチが習慣になりつつある。

現実を受け入れつつ、
でも、もういいや〜にならないように。
ささやかな抵抗もしてみる。
悩ましい年頃だ。
by sarakosara | 2016-06-12 16:32 | 日々

ふたり

昨日は寅さん、高校時代のクラス会があって
私はひとりでのんびりだった。

寅さんも60代になってから
急に大学や高校時代の友達との交流が復活し
打ち合わせなんだ、
なんてうきうきと出かけて行くことが増えた。

50代までは自分も周りもいっぱいいっぱいの仕事を抱え
余裕がなかったのだろうけれど
寅さんは職場以外の友達がいないのじゃないかと
密かに気になっていたが
それは無駄な心配だった。

しかし、仲間との交流が途絶えていたことを証明するように
昨日は高校のクラス会の面々から
嬉しいような、可笑しいような
サプライズプレゼントがあった。

帰ってきてすぐに嬉しそうに見せてくれたのは
有田焼のペアお湯割りセット。
そこに手紙が添えられている。

書き出しの、長きに渡り音信不通には
思わず吹き出しそうに。
お義父さんの転勤であちこち引っ越したせいもあるのだろうけれど
よくまた数十年後に交流が復活したものだと思う。

高3の時の担任の先生の地元で店を探し、段取りをする。
先生も毎年の集まりを心待ちにしておられるという。
昨日は奥様が生徒達ひとりひとりに
ありがとうの一輪のバラを用意してもたせてくださった。

そのかつての生徒達もみな60代
病気や介護中で思うように外出できない方
色々事情を抱える年頃になっていて
そんなみんなの調整役も寅さんがしている。

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先月の31日は結婚30年目の記念日だった。
仕事帰りに待ち合わせて
地元の美味しい居酒屋へ。
今までありがとう
これからもよろしく、と乾杯した。

いつも不思議とみんなの調整役
真ん中になる寅さんは
家族の中でも同じだったと思う。

似た者親子で喧嘩をするとどっちも折れない父と私
気難しかった思春期の頃のミコと私のぶつかり。
そして、長かった義母の介護の頃
寅さんが私の思いを受け止めるクッションになってくれなかったら
もしかして投げ出していたかもしれない。

めずらしく何度も
「30年かぁ」という寅さん。
寅さんが回想する30年と
私のそれとは、どんなふうに似ていて、
どんなふうに違っているのだろう。

スマが一人暮らしをはじめての二人きりは
始めてみれば、案外気が楽だし、穏やかだ。
今も私はリビングでパソコン、
寅さんは二階で色鉛筆画の宿題作成中。

スマやミコの好物を作れば
お腹いっぱい食べさせたいなとは思うものの
もうそれぞれの道を歩いている。
今夜もふたり
いただいた有田焼で晩酌をしよう。
by sarakosara | 2016-06-05 15:56 | 日々

花事情

バラは終わり、紫陽花の季節。
今年の花事情は。

まず、アブラカダブラ。
今年もたくさんつぼみをつけてくれて
楽しみにしていた頃
春の強い風にあおられ、幾度も鉢が倒れて
葉もつぼみも傷んでしまいました。

朝出がけと日中の風向きが変わったり
それなりに気をつけていたのだけれど
大きく成長しすぎてしまったせいもあるかも。
いちど植え替えたものの、
また一回り大きな鉢にするか、
いっそ地植えにするか、思案中。

ちょっとソフトフォーカスで。

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そして今年のニューフェース。
ピエールさん。

昨年ホームセンターで、
思い立って買った苗。
とても元気で、すくすく大きくなってくれました。
今年は咲いてくれるのかどうかと様子をみていたら
いくつか莟が。

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咲き始めの花の中心の濃いピンクが特徴。
通りがかりのご近所さんにも好評で
デコポンのご主人が
「上品なバラだね」
と言われたので
「ピエールドロンサールっていうバラなんですよ」
そう話したら、うわぁ、花の名まで上品なんだな〜って
びっくりしてた。
これからどう誘引していくか、これも思案中。

さて、そんなバラたちに気を取られて
紫陽花の異変に気づかず。

それこそ、通りがかりの
見知らぬ方にもきれいね〜とほめられていた紫陽花。

それが、今年はほんのわずかしかつぼみをつけていない。
よくみれば、葉もところどころ様子がおかしい。
すぐに調べてみたら
どうやら、モザイク病という病気にいちばん近くて。

元気そうにみえるところもあるけれど。

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そのことに気づいてからは心配で心配で。
というのも、モザイク病というのはウィルスの病気で
治す方法はなく、伐採しなくては
土壌までうつって、ほかの木々にも移る可能性があると。

よりによって、紫陽花の隣に
ピエールを植えてしまった。

まだこれから育ち盛りのピエールは気になるし
母が好きだったからと父が植えた紫陽花も
そう簡単に諦められるわけもなく。

なんとか元気になってと
声をかけながら、傷んだ葉を摘んでいる。
しばらく様子をみながら
もっと詳しい人に訊いてみようと思っている。

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ピエールが咲き終わって
紫陽花が色づく。
そんな父の庭の花リレーを想っていたのに
ちょっとピンチな花事情だ。
by sarakosara | 2016-06-04 16:31 | 日々