カテゴリ:日々( 157 )

六度目の戌年

明けましておめでとうございます。
今年も明けてはや八日。
もう松の内は終わってしまいました。

元日は恒例の地元氏神様をお参り。
二日にはミコ夫婦も合流し
スマも交えてみんな揃うのは初めてのことだった。

三年前からお節は一揃え買っている。
自分でこしらえるのは、鶏ガラスープをとったお雑煮
マリネと筑前煮、レンコンとごぼうのきんぴら。
そして、祖母が毎年どっさり作っていた大根なますくらい。

その大根なます。
今年は年末に会った友達に紫大根をいただいて
なますにはどうかなぁと。
やはり紅白にするには白い大根だよねぇと迷ったのだけれど
せっかくの大根、よし、これでやってみようと作ったのが正解だった。

きれいな紫色が映えて
二日頃にはその紫が滲み出て全体を薄紅に染め
浅葱色の器に盛りつけたら食べるのが惜しくなったほど。
まぁ若い人はあまり酢の物は好まないので
もっぱら寅さんと私が食べていたけれど、見栄えで華を添えてくれた。

そういえば、私も若い頃はなますが苦手で
祖母も母も美味しそうに食べるのが不思議だったのに
いつしか、それを好むようになってきた。


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それもそのはず
今年は私が生まれて6度目の戌年。
八月には還暦を迎える。

12月にスカイツリーに行った時に
ソラマチにある郵政博物館で
生まれ年のお年玉切手シートを買ってきた。
雪が降っているのだろうか
可愛い張り子の犬がデザインされている。
当時の葉書は5円で届いたのだなと、しみじみ。

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父の昔の日記帳に、昭和33年のお正月のことも書かれてあり
その頃母の妊娠がわかったとあった。
結婚9年目、諦めかけていた朗報に沸き立つ気持ちと同時に
当時としては高齢出産。
無事に生まれてくれるかという不安もきっと抱えていたはず。
そんな頃の両親もこの切手シートを手にしていたのだろうか。
どんな話をしたのだろう。

そういえば、今年の初夢に両親と祖母が揃い踏み。
たいがいそんな時は、私がまだ娘時代というシチュエーションで夢を見る。
細かな内容はうろ覚えだけれど
たまにしか見ない三人が初夢に一緒に現れたことに何か意味があるのか
今年を終えてみないとわからない。
なんて、年初めに年末のことを書いているのもどうしたものだか。

60歳の扉を開くことは
少し楽しみでもあり、少し不安でもある。
特に変わることもない
一日一日の積み重ねなのだろうけれど
ブログで出会った少し先ゆく友達の60代をみていると
まだまだこれからという思いもある。

大きく変わり、うねりを作る世界のことも気がかりだが
そんな地球の片隅で
私の小さな一日の積み重ねを書いていくこと、
いつまでとの約束はないけれど、ここを大切に思っている。
こんなブログですが、小さな積み重ねを今は続けていこうと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



by sarakosara | 2018-01-08 22:16 | 日々

年夜つれづれ

年越しの準備を終え
ほっと一息ついている。
今夜は年夜、大晦日のことを祖母はとしやと言った。

昨日の夕方
北風が強かったせいか空気が澄んで
夕焼けに富士山がくっきりとシルエットになって見えた。
少し電線が邪魔だけれど、我が家の屋上からのこの景色はお気に入り。

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ミコ夫婦は二学期が終わってから
フィンランドに新婚旅行に発った。

現地で短期の日本語教師をやったことがあるミコにとっては思い出深いところ。
彼もフィンランドには以前から興味があったらしく
新婚旅行先に即決だったようだ。
現地でクリスマスを迎え
オーロラも見えたと写真を送ってくれた。

昨日帰国し、今日はお義母さんと妹さんの待つ仙台へ。
若いからタフだなぁ。
これからは夏冬の仙台帰省が恒例になりそうなミコ夫婦。



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我が家はみんな同居だったので帰省というものをしたことがない。
結婚前も両親の故郷は北海道。
遠方ということもあり
夏冬に帰るのも、数年に一度くらいのペースでしかなかった。

お正月は家で迎えるものというのが
昔から当たり前になっているので
暮れの準備もベリースペシャルワンパターン。

まぁでも、そのワンパターンができるのも
なんとか今年も無事に過ごすことができたということかもしれない。

今夜遅くスマが帰ってきて
年明け2日にはミコ夫婦が泊まりに来るという。
ミコの伴侶という新しい家族が増えて
そのワンパターンにも少しだけ変化がありそう。

二人が心地よく泊まれるように
準備したものもある。

実家の母親にあれこれ準備してもらって
のんびり過ごすお正月、
私も新婚当初はそんなお正月に憧れることもあったけれど
さすがにもうそんなことを思うこともなくなった。


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青森のじゅんさんから冬の便りのリンゴも届いた。
一緒に入っていた姫林檎が可愛くて、母たちの写真の前に置いてある。
北海道や東北、日本海側の地方は厳しい冬の始まり。
じゅんさん、ご家族丹精のりんご、ありがとう。

ここで繋がっていてくださるみなさまも
今年一年ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。





by sarakosara | 2017-12-31 16:43 | 日々

棚からぼた餅?

カレンダーは11月になり
街の木々も色づき始めている。

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三連休もあっという間。
10月はずっと天気の悪い週末が続いていたので
保留にしていた家仕事は山ほど。

まずは衣類の入れ替え。
それから大きくなった鉢植えいくつかの植え替え。
アブラカダブラ、シンビジュウム
リビングの幸福の木。
どれもこれも窮屈そうだと
ずっと気になっていたのでスッキリした。

スッキリといえば、
ずっと懸案だった吊り戸棚の補修も
先週末、無事に全て完了。

話があってから二ヶ月
毎週末少しずつ寅さんと手分けして三世帯分の棚を片付けてきたけれど
一番難関だった父の台所は二人で一緒に。
父が亡くなってからも
棚の中身はほとんど手付かずだったのでさすがに大仕事。

懐かしい食器も数々。
母の手料理をよそったり
父が作ったおつまみを我が家に持ってきてくれた皿もある。
呑んべいの父愛用の徳利とお猪口は
遠い冬の日、火鉢のヤカンで母がお燗をつけていたもの。

とはいえ、どれもこれも欠けたり傷んだりしている
感傷に浸っているときりがないので
何も考えないようにしながら心を無にして片付けた。
一抹の寂しさはあったけれど、
おかげで父の家の台所と洗面所がスッキリと片付いた。

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さて、こんなてんやわんやの最中。
我が家の片付け中に
寅さんが一つの通帳を見つけた。
ミコが生まれた頃に作っているミコ名義の古いもの。
私はよく見もしないで
もう生きていない通帳だと思う、ゆうちょ銀行になって
新しいものに変えたもの。
と、一蹴したのだけれど、
寅さんは、いや、気になるというので後日調べてもらいに行ったら
なんと定額貯金がそのままになっていたのだ。

ミコが生まれてすぐに、その時に住んでいた他市で預金している。
それから引っ越しているので
うまく満期の知らせが来なかったのだろうか。
満期が来てから来年で20年となり
実に20年と二ヶ月が過ぎると権利が消滅すると言うのだ。
調べてくれた係の人に
いやぁ、危ないところでしたね〜と言われたとか。

当時の利率が良かったので
複利で金額の30パーセントくらい上乗せになっていた。

ミコへの結婚祝いの算段をしていたところ
自分たちがしていた貯金であるのは事実だけれど
まさに棚からぼた餅、な気分。
もちろんそっくりミコに渡すことにしている。

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棚の補修のお知らせが来なかったら
そして、面倒だから補修はいらないと断っていたら
多分気づかずに権利消滅になっていただろう。

生まれてすぐのミコのためにしていた貯金が
ミコの結婚というこの時期に、
そして来年は権利消滅というこのタイミングで見つかったことは
何かの計らいがあってのことのような気もしている。


















by sarakosara | 2017-11-05 17:20 | 日々

秋の気配

9月。
カレンダーに合わせたように
関東は少し冷たい、乾いた風が吹いている。
気がつけば、朝陽の差す位置も変わってきている。
夕暮れも早くなった。

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先日我が家の建築を頼んだ住宅メーカーから
吊り戸棚の固定確認のお知らせという文書が届いた。
なんでも、施工建物で吊り戸棚の不具合があったとのこと。
全てのお客様宅で確認作業をすることになったという。

わぁ、面倒くさいな‥
と思ったものの、地震も心配な昨今、
タダで点検して補強もしてくれるというのを断ることもない。

とはいえ、とはいえである。
我が家は夫の両親、私の父と三世帯住宅だったので
締めて9箇所もの吊り戸棚があることになる。
点検の日は中身はいったん出さなければならないらしく
父のところも、寅さんの両親のところも
まだ片付けていない食器など入ったまま。
週末に少しずつ片付けるとして
点検は10月末にしてもらった。

昨日手をつけた吊り戸棚には
各種書類の他に手紙の入った大きめの菓子の缶が三つほど。

今回は食器類も思い切って処分していくつもりなので
手紙も同様、思い切ってと思っているけれど
何も見ずにバッサリと捨てることはできず
確認しながら、古いものを中心に
3分の2ほどを減らすことができた。
中には名前を見ても、さっぱり思い出すことができない人がいた。
内容を読んでも思い出さない、ナンジャラホイ。

残った三分の一はやはり封書が多いけれど
ちょっとした一言が残る葉書もある。

いずれは全て処分するつもりだが
時間ができたら一通ずつ読み返し、それからと思っている。

中に一通、葬儀のお礼の手紙があった。
印刷されたもので、この類のものをずっと取ってあることはないのだけれど
捨てられずにとってあったらしい。
夕焼けの好きな人、そんな秋の日に逝ってしまった。

その友人が好きだと言った歌
オフコースの「秋の気配」
どんな思い出があったのか、きかずじまいだったけれど
この歌を聴くと彼女のことを思い出し
秋が来たんだなぁと思う。


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母がいた頃、秋が来ると淋しいと言っていた。
母は今の私より若くしてなくなったから
一概に年齢でそう感じたのではないだろう。

私は秋が好きだから、淋しいとは思わない。
けれど、やはり秋の風が吹くと、どこか人恋しくなる。








by sarakosara | 2017-09-03 18:08 | 日々

夕涼み

連日猛暑が続く。
そんな中、元気なのは雑草たち。
ゴールデンウィークに必死に抜いた草たちが
また息を吹き返し、モリモリと茂りだした。

この暑さ、見て見ぬ振りをしたいところだが
お隣との境の細い地面と裏のわずかな敷地に生えた草をほおっておくと
お隣のおばあちゃまが、炎天下もかまわず
草取りを始めてしまうことがある。

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ある夏の日、仕事から帰ると、雑草がすっかりきれいになっていて
慌てたことがある。
農家育ちだから、ちっとも苦にならないよと笑っている。
とにかく働き者。
しかし、もう90歳を超えた今は真夏の炎天下、怖い怖い。
それ以来、見て見ぬ振りはできなくなった。

そろそろタイムリミット。
今日の午前中えいやっと思い切り
長袖シャツ、首にタオル、帽子、虫除けでいざ草取り。
すぐまた生えてくるから、根こそぎと力が入る。

30分もしないうちに玉の汗。
顔もぽっぽと火照ってくる。
外で働く方々の苦労が身にしみてわかる。
豪雨災害の後片付けも猛暑の中と聞く
元気な大人でも体調を崩しかねない暑さだ。
高齢の方々には、どんなに堪えることだろう。

父は北国育ちのせいか
冬の寒さは少しも苦にならないのに
夏の暑さには、めっぽう弱かった。
そのくせクーラーの冷えは嫌いで
夏がくると、体調管理に頭を痛めたものだ。
猛暑の夏がくるたび、父がいないことに少しほっとしてしまう。


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去年ほおずき市で買った江戸風鈴が壊れ
またあのチリチリン、カラカランという音色が恋しくて
出先で見つけたものを買ってきた。

夕涼みという言葉もなくなりそうなほど
夕方も熱い風が吹いている。
それでも暮れのこる夏の夕空に
透明なガラスの水色が溶けていく時間はいいものだ。




by sarakosara | 2017-07-16 18:28 | 日々

紫陽花の季節に

お久しぶりです。
すっかり更新も休んでしまい
前回の記事が節目みたいな内容だったので
もうやめてしまったの?と思われた方もいらしたかもしれませんが
そんなわけではぜんぜんなく
むしろ気持ちも新たに書き始めようと思っていたのに
いろいろなことが重なり、パソコンをゆっくり開くこともないような日々でした。

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4月後半に私自身が体調を崩してしまったのをかわきりに
ミコの新任先での今までになかったような苦戦を心配し
やっとゴールデンウィークに体制を立て直せそうになった矢先
連休は帰らずに
実験装置が思う存分使えるから研究室に残ると言っていたスマが
体調不良で帰ってきました。

風邪だと思うけど熱が下がらないと連絡があり
翌週に義父母の法事があるから
一足早く帰ってきてこちらにきて養生したら?と
少し落ち着いた時をみて帰ってきました。

京都で一度近くの病院にかかって風邪だと言われたとのことだけれど
夕方になると熱が出る繰り返しで
さすがにおかしいと思った頃
スマの頸部のリンパ節の腫れに気がつきました。

これはおかしいからとまたこちらで病院にかかり
脾臓の腫れや、肝機能の低下などから
伝染性単核球症だとの診断。
気づかずにこじらせると死に至ることもあるらしく
入院してもいいが特効薬はなく対症療法のみ
とにかく栄養をとって絶対安静にしているのが治療法なので
実家にいるなら家で療養でも構わないとの診断でした。

それから約ひと月
その間にも顎の下のリンパ節も大きく腫れ始め
悪性リンパ腫の可能性も捨てきれないと
大きな病院の紹介状をもらって受診したのが先週のこと
血液の数値が徐々にではあるが良い方に下がっていること
生検となると一つの手術なので体に負担をかけてまで急ぐこともない状況だから
夏頃にもう一度血液データを見てから生検するかどうか決めましょう。
しかし、ほぼ伝染性単核球症であるだろうと
ホッと胸をなでおろす診断でした。

私の仕事も忙しい時期に入っているけれど
スマには栄養と安静が第一というので
果物や野菜をたっぷり買って帰り
一人暮らしでは食べられない家の料理を手をかけて作り
朝も昼の分を用意して出かけ
寅さんとの二人の生活にどっぷり浸かっていた身には少々堪え、
それにも増して病気の心配の方がいっそう心身に堪えました。

就活時期にも重なっているため
本人も気が気ではない様子だったけれど
そのためにも今は安静しかないとここは我慢。
先週の診断で、やっとあと一、二週間家で
少しずつリハビリをして京都での生活に復帰しても良いとの目処がたちました。

今日は書類が通った会社の面接が大阪であり
ついでに一旦あちらの部屋にも寄ってくるとスマ。
こんな長居になるとは思わないまま部屋を空けて来たので
ゴキブリ屋敷になっていないか心配だよと苦笑い。

今日は母の祥月命日。
今年は三十七回忌にあたると先日お寺から連絡があったけれど
法事はせずに、お塔婆を立てていただき
母の好きな花をいっぱい持って
昨日寅さんとスマと三人でお墓まいりをして来ました。

今朝も初めての面接で少し緊張した面持ちのスマに
場合によっては就活どころではなかったもしれないのだもの
今日こうして元気に出かけられることになったことに感謝しなくちゃね。
そう言うと、ほんとうにそうだねとスマも穏やかな笑顔。

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スマが朝早く出かけてから
寅さんと買い物ついでに紫陽花をひと鉢買って来ました。
父の庭の大きな紫陽花が病気になってしまい
泣く泣く切ったのが昨年の秋のこと。

母が愛した紫陽花、
その紫陽花をまた愛でた父。
その紫陽花はもうないけれど
道々に紫陽花が咲く季節になり
今日も36年前のあの日のように穏やかな夕暮れになりました。

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更新しない時に撮った写真
花々のこと。
出来事など、またぼちぼち更新していきます。







by sarakosara | 2017-06-04 18:03 | 日々

とっておきの時間

三月には、担任をする6年生の子たちを送り出すミコ。
初めてのことで、袴を借りて
私が娘時代に母が作ってくれた着物で行くことになった。
淡い桃色に薄紫の花がちらほらとある絞り
私も一度しか袖を通していないので、母も喜んでいると思う。


長襦袢に半襟をかけながら
和服が好きだった母は、しょっちゅう半襟がけをしていたなぁと思い出す。
穏やかな昼下がりの針仕事。


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この冬休みはあまり予定を入れず
大切な約束だけにして
ゆっくり自分の時間を過ごすことができた。

寒い日は、おでんを朝から仕込んだり。
りんごジャムを作ってスマに送ったり。


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一人のお昼。
食べたいものを食べたい量でゆっくりと。
眠くなれば寅さんに申し訳ないなぁと思いつつ、うとうと。
そんな申し訳ないなぁの気持ちを込めて?
圧力鍋で寅さんの好きな
ほろほろのお肉のビーフシチューを作ったり。



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宵闇がゆっくりとやってくる前の
夕方の静かな時間。
傾いて行く陽の光を惜しみながら本を開く。
この時間の光、閉じ込めてしまっておきたい。


テレビはほとんどつけず
いったい何をしていたのかなと思う
いや、これといって何もしていなかった
そんな二週間あまり。


やらなくてはならないことは、探せば山ほどあるけれど
あえてそれには手をつけず
でも、とっておきの時間になった。


さて、明日から仕事開始。

京都の話も続きます。



by sarakosara | 2017-01-22 17:53 | 日々

あけましておめでとうございます

今年も早くも五日。
今日初出勤の寅さん、いつもより少し早く出るからと
目覚ましをかけていたのに
なぜか寝過ごし。
寅さんに起こされて、え〜〜大変!
絶好調な?滑り出しでした。とほほ。

そんな我が家のお正月。
一日は家族みんな揃い、例年通り地元の氏神様を参りました。
コブシの蕾がふっくりと膨らみ
雲ひとつない空に銀色に光っていました。

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二日、ミコは大切な人の実家のある仙台へ。
同行するわけじゃないのに
私の方がドキドキ。
ミコからとてもよくしてくださって楽しかったと
ラインが届いて、ホッと胸をなでおろしました。

そして三日は父の命日。
熱燗をお仏壇に供え、
「朝酒も 今日で終いの 三日かな」
そう詠んだ父と差し向かいのような気持ちで
私もそれを一口いただき
駅伝を見終えてから
寅さんとスマと三人でお墓まいりへ。
その後スマは友達との待ち合わせでわかれ、
寅さんと二人、買い物をしているときでした。

友達からラインが入り、
同居していたご主人のお母さまが今朝急逝されたと。
奇しくも父と同じ日に。

この一月には孫息子の結婚を控えていた時
晴れ姿を見ることはできなかった
悲喜こもごもの年明け。
でもそれが人生なのだろうなとも思う。

日本も世界も色々なことがあり過ぎて
誰もが異常なことだと感じているけれど
こんな日々のニュースにも少しずつ慣れてしまうのでしょうか。
どうか時よ穏やかに流れてくださいと願うだけです。
嬉しい事ばかりじゃないけれど、
悲しい事ばかりでもない、そう思いながら。


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年末体調を崩してしばらく我が家から出勤していたミコも
すっかり元気になって自分の家に戻り
スマもさっき帰っていきました。
ちょっぴりぽっかりと寂しいなと思いながら
パソコンに向かっています。

コメント欄を閉じたままですが
今の私にはこれが一番楽な形とわりきり
時々ふっと書きたいと思うことがある、時がある、
そんなとき、やはりここがあってよかったと心から思います。

例年どおり新年の仕事は少し始まりがゆっくりなので
束の間の冬休みです。

今年もよろしくお願いいたします。


by sarakosara | 2017-01-05 19:06 | 日々

師走の干し柿づくり

関東地方で54年ぶりに11月の雪が降った日の夜
お隣のおばあちゃんから
渋柿だけれど、干し柿にすると美味しい柿があるの
要らない?と電話があった。

お隣に生った柿の実だ。
甘柿は毎年もらうのだが
渋い方は今回初めていただく。

さて初挑戦の干し柿。
初めてだったのでカビないか心配で
熱湯をくぐらせた上に、焼酎で表面を拭いてから
芯に紐を結んでベランダに干した。

前日の雪がまだ屋根に残る翌朝
キンと冷えた空気が
柿の肌に染み込み
少しずつ美味しくしてくれるようでワクワクする。

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ミコが体調を崩して帰ってきている。
先々週から具合がよくなかったのだけれど
無理に無理を重ねて拗らせてしまった。

どんな仕事もそう簡単に穴を開けるわけにはいかないが
教師は子ども相手の仕事なので
より一層責任感で休めないことが多い。
一人の先生がひとクラスの授業をほとんど受け持つ小学校はなおのこと
無理をしても仕事に行ってしまう。
代理の先生がみてくれないの?ときくと
よほど長期の入院とかでない限り
担任が休みの間は自習になってしまうとか。

今様子見だけれど
腎盂炎を起こしてしまうと
入院も考えなければならないようだ。

学期末の忙しさに加え
家庭をまだ持っていない20代後半の働き盛りは
各主任業務も請け負って
山ほど任されていることがある。

小柄で細いミコだけど
タフで頑張りがきくところが取り柄だったのに
ああ、こんなこと初めてだよ
情けないなぁと嘆いている。

走ってばかりじゃ疲れも出るよ。
そんな時期だったのよと励まし
身体を壊しては元も子もないんだからと言い聞かせる。

週末、半ば強制的に我が家に連れてきて休ませていたら
ほんのすこし楽になったようだ。
明日からはまた学校。
今学期もあと少し、無事に乗り切れるだろうか。

一週間たった干し柿は
良い色合いになってきた。
美味しく出来上がる頃はいつもの元気なミコに戻っていますように。












by sarakosara | 2016-12-04 17:04 | 日々

煮豚ことこと

再従姉妹(はとこ)のM子ねえちゃんから連絡があったのは
9月の終わりに近い頃。
来月の始めに大学時代のサークルの展示会があってね
そっちに近いところだから、帰りに寄ってもいいかな。と。
ちょっと一方的な展開で、あららと思っていたのだけど
よくよく話をきけば、初孫ちゃんが誕生したとか。

M子ねえちゃんも、私と同じひとりっこ。
息子のS君もひとりっこ。
大恋愛の末の結婚は途中でうまくいかなくなったけれど
その後も翻訳の仕事と子育てを両立してきた。
S君も30代になり、今回の嬉しい報せ。
今やっと、ほっとひと息なのだろう。

私より七歳年上。
一人っ子どうし、子どもの頃はよく買い物や映画に連れていってくれたり
M子ねえちゃんが大学生の頃は
一人暮らしのアパートにも泊まりに行った。
大人で美人でちょっと辛口
お洒落が上手で憧れのお姉さん
あえば、いつもまとわりついていた。

辛口マイペースは相変わらず。
さすがに最近は翻訳の仕事もあまりこなくなって
1日家でひとりももったいないなあと
この間からスーパーで働きだしたという。
びっくりでしょ?と笑いながら
自分より年下の熟練さんに叱られたり
実にびっくりな日々を過ごしていることを面白おかしく
電話口のむこうで話す。


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数日前、胃腸炎になって仕事を休んだ。
胃腸の痛みはもとより、身の置き所もないほどだるくて、
こんな状態でおもてなしができるかと心配だった。
よほど延期してもらおうかと思ったけれど
この後も色々週末は予定があるし
M子ねぇちゃんも楽しみにしているだろうと思うと
ここは早く治してと気合いをいれた。

木曜日は食べ物の写真を見るだけで気持ち悪くて
1日何も口にできなかったのに
金曜の夜には見るものぜんぶ美味しそうで
まだ消化の良いものしか食べられないから
もうお腹がぐうぐう。
我ながら回復力の早さはみごと。


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昨日は職場の友達に教えてもらった煮豚を作った。
まだ自分は食べられないので
ほんの少し味見をしながら
ことこと、ことこと、じっくり煮込んだ。
柔らかくて品のいい味にしあがったと思う。

M子ねえちゃんの話は辛口で面白い。
昔私の実家に泊まりにきた時は
父もたじたじで苦笑い
母方の親戚なので、
母も、Mちゃん!、なんて、たしなめることもあった。
甘辛い煮豚を食べながら
さて、今日はどんな話が飛びだすか。
思い出話に花が咲くかもしれない。





by sarakosara | 2016-10-09 15:02 | 日々