カテゴリ:ぶらさら子( 53 )

犬猿の仲

先々週の土曜日、Kちゃんのお母様の命日に
鎌倉までお墓参りに出かけた。
前からいつかと言っていたのだけれど
何度かどちらかの都合がつかなくなって実現しなかったので
念願叶っての、いざ鎌倉。

この日はよく晴れて暑くなり
秋の蝉の声が緑濃い木立の中から聴こえて来る。

お墓まいりの後
お昼まで時間があったので
近くのお寺さんへ。
坂東三十三観音札所一番、杉本寺。

f0231393_22572220.jpg
苔むした階段が歴史を物語り
その向こう
茅葺の本堂の中は薄暗がりで厳かな中にも
ほっと心落ち着く雰囲気。
さほど大きくない堂内には大小様々な観音様がいっぱい。
三体の十一面観音はそのまた奥の暗がりに安置され
お姿はよく見えなかったけれど、不思議と落ち着く空間だった。

境内に出ると暑いとはいえ九月。
向かいの山並みからも清々しい風が吹いてなんとも心地よい。

さて、お待ちかねのお昼。
Kちゃんとっておきの場所。

f0231393_22581819.jpg


運ばれたスープにびっくり。
ビーツで作ったと言うきれいなピンクのスープ。
わぁとテンション上がりまくりで
鎌倉ビールをお供に乾杯。

f0231393_22575697.jpg
何かの話から干支の話に。
「そういえば、Cちゃん戌年でしょ
私は申年、実は犬猿の仲なのよねぇ」とKちゃんが笑う。

え?あら!ほんとだ。
言われて初めて気づいて、私も笑った。

f0231393_23012422.jpg
ブログで出逢って親しくなって
父の葬儀にも友達代表で来てくれたKちゃん。
私もこうしてお母様の命日に墓前で一緒に手を合わせることができた。

そういえば、桃太郎の鬼退治に
きびだんごをもらって一緒にお供したのは猿と犬だよね。
詳しい話は忘れたけれど
犬猿の仲も力を合わせたってこと。
きびだんごにつられたとしたって縁があったのだもの
犬猿の仲も悪くないじゃない。

年末にはキジさんも参加して
お供三人衆そろい踏みの予定もある。
今度は年末を楽しみにと、約束して別れた。







by sarakosara | 2017-09-19 23:09 | ぶらさら子

二の酉

我が家恒例、霜月の酉の市。
今年は勤労感謝の日に
いつもの鷲神社二の酉へ。
今年は深夜からの雪も予報されていた寒い日。

外で二時間近く並ぶことも想定にいれて
寅さんとふたりダウンにマフラー手袋ももってでかけたが
底冷えはするけれど、風がないせいか
思ったよりも寒さが堪えない。

f0231393_19133300.jpg
暖かな色にともる提灯の明かり
きこえてくるお囃子
露店のかけ声

並ぶ人並みの背中をみながら
この穏やかな時間が続くよう
そんなことをいつもよりも強く願った。

結婚する前の年から通い始めた酉の市。
子どもや親達が一緒の頃は
あと何度来るのだろうと考えたことなどなかったけれど
気がつけば、一年の早さが身にしみ
いつまでこうして来られるのかなと思うこともある。

あたりまえのように続いてきた日々が
あたりまえじゃないと思うことの増えたこの頃。

それでも私たちは明日に何があるか知ることができないなら
重ねる一日一日を
できれば笑顔ですごしたいと思う。

f0231393_19113554.jpg
「酉の市は春を迎える神事です」
鳥居のむこうに見えるこの言葉を
今年もみながら歩くことができたこと
威勢のいい手締めで
新しい熊手を手にできたこと
帰りに寅さんと一杯呑みに寄る楽しみ。
ひとつひとつのことに感謝しながら。





by sarakosara | 2016-11-28 19:30 | ぶらさら子 | Comments(0)

滝野川から王子へ

先週の三連休初日
久しぶりにお天気が良さそうだったので
急に思い立ち、寅さんと、近場散歩へ。
10分ほど電車にのって板橋の駅から王寺をめざすことに。
駅のすぐ前にある「新選組隊長近藤勇墓所」へ
f0231393_15073586.jpg
ゆっくり見ようと思うものの
蒸し暑い日だったので、スカートででかけたのがアダになり
何カ所も蚊に刺されて散々。
気もそぞろで近藤さんも苦笑いなさっていたかもしれない。

f0231393_15080197.jpg
きつね塚通りを歩く頃から
お祭りの気配が。
大きな通りに出ると、案の定御神輿の列。
ちょうど八幡様の御祭礼の日にあたっていたようで
路地路地に、ハッピ姿が行き交い
町中が活気にあふれている。

f0231393_15090606.jpg
止めてあった一台の神輿太鼓。
昭和三十三年九月吉日と記されており
私が生まれたての頃
その年のお祭りにむけて新調されたものなのだろう。
f0231393_15190413.jpg
そういえば、私が生まれたのは東京の板橋。
ここからほど近い場所であったことも思い出し
あなたも同じ頃ここで誕生したのねと、よりいっそうの親近感。

f0231393_15294409.jpg
そこからキバナコスモス揺れる川沿いの遊歩道へ。
桜の葉がかさこそ散ってくるのは
今年の長雨のせいかしら、
まだ落葉に早いはず
春は桜がみごとなのだろう。
鬱蒼とした小道もあって、都会の中にいるのを忘れてしまいそう。

やがて音無橋、ゴールの王子。

橋の下には、音無親水公園という小さな流れがあり
子ども達が水遊びをしたり
橋の下のひんやりとした石の上に腰掛けて読書する人など
ちょっとしたオアシスの雰囲気。

f0231393_15434449.jpg
私たちも流れ沿いの石に腰掛け
買ってきたカップアイスを半分こ。

流れの向いに
6歳くらいの女の子とおばあちゃん。
水に入ってもいい?と
もうスニーカーを脱ぎ始めている女の子に
あらら、という顔のおばあちゃんだったけど
気をつけてねとうなづいた。

アイスを食べる私たちのほうをちらっと見て
目が合うと、にこっと笑ってくれた。

苔のはえた石もあるのに
ひょいひょいと、歩いては
石の上に飛び乗ったり。
滑りやしないかと、はらはら。
そばで見るおばあちゃんと一緒。
しばらく、可愛いねぇと楽しませてもらった。

ここの少し先に
名主の滝という場所があって
母の友達がすぐそばに住んでいたことがあった。
たぶん、この女の子と同じ年頃だったはずの夏の日
母と、そのおばさんと三人で遊びに行き
私はスリップひとつになって
水に入って遊んだ記憶がある。

そのことを思い出したので
帰りに一足のばして、名主の滝公演にも寄ってみたのだが
もう閉園間近、肝心の滝も水がなくて
私の記憶の風景はそこになかった。
友達も書いていたけれど
思い出とは、案外そんなものなのかもしれない。
なんという名だろう
紫の小さな花とオレンジの花がたくさん咲いていた。

f0231393_16182038.jpg
ここから、もう少し歩いて
お疲れさまのいっぱいは
十条銀座の香港亭。
f0231393_16304704.jpg
飛び込みだったけれど、大当たり。
小皿料理がほんとうに美味しくて
ひっきりなしにお客さんが途絶えないのも
安くて美味しい証拠だと思う。

f0231393_17043831.jpg
最後に桂花陳酒。
白ワインに金木犀を漬け込んで熟成させた果実酒
とても良い香りがする。

金木犀が香りだすのも、もうじきだろう。


by sarakosara | 2016-09-25 17:07 | ぶらさら子

迷子

街境の小さな川沿いの道は初めて歩く道。
思いつきで路地を曲がり、
こんな時はわざと知らない方に道を選んでいる。

暑い日は無理をして
「やらねば」とは思わないようにしている通勤時のウォーキングだが
その代わり、休みの日でも
心地よい気温の日は、なんとなく歩きたくなる。

昨日も夕方の風が心地よかったので
職場へ向う道とは反対の方へ
足の向くまま気の向くままでかけた。

表通りは面白くないので、裏道裏道を進む。
川沿いの道から路地に入り
つい調子にのっているうちに
自分の位置がわかなくなってきた。

区画整理もされていない場所は
道が斜めに入り組み、大通りも見当たらない。
とはいえ、戻るのもつまらないし
おおよその見当をつけて歩けばなんとかなるだろうと
そう思いながら行くと、見慣れた桜並木が見えてきた。

子ども達が幼稚園の頃
隣町の友達親子とよくお花見した桜並木だ。
よし、それならこっち。

桜並木を突っ切って、ずんずん進む。
が、行けども行けども、思った風景が現れない。
番地はいつの間にか隣の街になっていて
これはさすがにおかしいと立ち止まる。

f0231393_16483984.jpg

どうやら、桜並木を勘違いしたらしく
帰り道からどんどん離れてしまったようだ。

携帯と小銭入れだけは持ってきたので
GooglemapのGPSを使えば
今の自分の位置を確認することができるし
目的地を入れれば帰り道もわかる。

しかし、ちょうどポケモンGOが配信されたばかり。
ここで、歩きスマホでうろうろしていたら
ポケモンGOに夢中のおばさんだと思われることは間違いない。
タイミングが悪すぎだ。

そのとき、傾きかけた夕日に気づく。
あっちが西だ。
我が町は隣町の南に位置する。
西日を右手に歩けば我が街へ着くはず。

思ったとおり南へ南へと歩いていたら
やがて見慣れた町並みが現れた。

つかの間の迷子。

そういえば、小学生の頃
大人のサイズの自転車を買ってもらい、
嬉しくて、気の向くままに少し遠乗りをしていたら
すっかり迷子になってしまったことがあった。

その時も今回とは違う隣町の線路に突き当たり
やっと帰り道がわかったのだったと憶えている、
あの時はほんとうに心細かったっけ。

大人が迷ったときは
迷子とは言わないのだろう。
迷い人って言うのかな。
市内放送でもしばしば迷い人のお知らせがある。
父も一度隣町の病院へ行く時に
道に迷ったことがあった。

道をひとつ間違え
どんどん違う方角へ。
ちょっと昨日の私と似た状況
そこでプチパニックになったらしい。
おかしいと思った方が声をかけてくださり
父も目的地を伝えることができて、ことなきを得た。

その話を父からきいた時はドキッとしたけれど
結局それから数年後に亡くなるまで
もうそのようなことは起きなかった。

そんなことを思い出しながら、家についた時は
お伴に聴いていた
ユーミンのアルバム「14番目の月」はとっくに一巡し
日は暮れかかっていた。
by sarakosara | 2016-07-24 20:53 | ぶらさら子

ほおずき市

先週の日曜日、
4年ぶりのほおずき市にでかけてきました。
毎年7月の9日、10日の二日間が
浅草浅草寺の四万六千日。
この日にお参りすれば
四万六千日分のご利益があるという、
なんとも豪勢な縁日。

f0231393_16161693.jpg


生前母は毎年でかけていたのに
四万六千日分のご利益も消化しないまま
逝ってしまって。
なんて、野暮なことは言いっこなし。
母も、この雰囲気を楽しみにでかけていたのでしょう。
それとも私の思い及ばぬ、願掛けでもしていたのかな。

f0231393_16175184.jpg


そしていつの間にか
私も同じようなことをしている。
浅草は母の面影を感じられる場所のひとつです。
今年はちょうど縁日の9日、10日が土日に重なったせいか
いつにも増した賑わい。

梅雨の晴れ間の夕方に
カランカランと鳴る江戸風鈴の音。

f0231393_16221337.jpg


いくつかの水たまりを残して
梅雨が駆け抜けてしまえば
しめった風の背中越しに
きみの好きな夏が来ます


グレープの「ほおずき」の歌詞から。

子どもの頃、毎年この季節になると
祖母がお盆の支度を始めます。

盆提灯を下げ
小さなお膳に小さな器。
祖母手作りのお菜やご飯が並べられ
私もロウソク立てや御リン磨きを手伝わされて
ぴかぴかに磨き上がったそれらの並ぶ仏壇。

祖母が北海道から出てきた時に
持ってきた小さな仏壇でしたが
急にそのまわりが華やいでみえました。

幼かった私には
ご先祖様を迎える行事というよりも
もうじき始まる夏休みを迎える季節のイベントみたいで
なんとはなしに、心躍ったものです。

お盆に使ったほおずきなのか
夏休みは、ほおずきを裏返し
祖母が裁縫で使った端切れをそれに着せて
ほおずき人形を作ったりもした。

遠い昔のこと。
時はゆっくり流れ
穏やかな時代だったなぁと思うのは
ノスタルジーなのでしょうね。

f0231393_16322045.jpg


ほおずきの鉢は少し値が張るので
お盆の仏壇をかざるほおずきを二枝買い、
風鈴もひとつ欲しいなと品定め。
色々迷って、花火の絵柄のものを買ってきました。

ベランダのゴーヤのそばで
カラカランと今も鳴っています。

f0231393_1646557.jpg

by sarakosara | 2016-07-17 17:08 | ぶらさら子

春待ち

昨日はお休みをもらって、毎年恒例、
いつもつきあってくれるKちゃんと、如月の増上寺。
私の未熟さ故にこの世に生を受けることなく
雪の舞う日に消えた小さな命。
あれから30年の月日が流れた。

f0231393_2229234.jpg

今年の冬は暖かかったのか、寒かったのか
梅の花は4分咲きくらい。
午前中は薄曇りで冷え込んでいたけれど
そこだけ日だまりのように白梅が香っていた。

東京タワーの見えるこの地には
それ以前にも
それ以後も様々な縁があった。
私にとっては特別な場所なのだと思う。

f0231393_22432057.jpg

そこからタワーのふもとを歩き
かつての職場の向かい側にあった西久保八幡神社に向かう。
家族の、とくにスマがらみのお願いごとがある時は
なんとなく足が向いてしまう。
石段が少し急なのと、ビルとビルのはざまにあるため
目立たないのか、由緒ある八幡様なのだけれど
わりとひっそりとしていることが多い。

石段をあがると、
スマくらいの年頃の青年が数人いた。
私とKちゃんが手を洗っていると
「すいません、これ何て書いてあるのですか?」
少したどたどしい話し方で訊ねられた。

日本の人じゃないんだ。
ちょうど春節だし、中国の子かな?と思う。

おみくじを引いたものの
読めなくて困っていたようだ。
日本語で訊ねられたので、そこそこ話せるようだが
「おみくじは言葉が難しいのよ、わかるかなぁ」
そう言うと、
「わかります、読めないけれど」
そう言うので、ゆっくり読んであげた。
大吉だった。
嬉しそうに、ありがとうございますと笑顔。

もうひとりの友達のおみくじも持ってきて
これも読んでもらえますか?と。
こんどは末吉。
真剣な顔で聞き入っている。
わかる?とまた言うと
はい、だいたいと笑顔。
よかった。

これは持って帰ってもいいのですか?
そう続けてきかれたので
良い結果だったから
持って帰って、お守りにしてもいいのよ、
凶などが出た時は神社の木の枝などに結んでも帰ってもいいの。
そんなことを話した。
おみくじを引いた二人も、ほかのふたりも
ありがとうございましたと
丁寧にお礼を言ってくれたので
どちらの国から?と訊ねると
韓国です、と。

あらぁ、韓国だったんだ。
中国語なら少し話せるからと思っていたけれど
まさかの韓国の青年達だった。
Kちゃんが、私の顔を見て笑う。

韓国も旧正月を祝う習慣がある。
旅行なのか、こちらに来ている留学生なのか
詳しいことはきかずにしまったけれど
みんな礼儀正しい子たちで
アンニョン!
そう言って手を振って見送ったら、
笑顔を返してくれた。
ささやかな八幡様での出逢い。

お参りをおえてから
私もおみくじを引く。
今年初めてのおみくじ。
ちなみに、ここのおみくじは10円。
こんなに安いのに、
以前引いた時も
とても素敵で深い意味の言葉が書かれていて
その時の励みになった。
今回もそんな結果だった。
大切にもって帰る。

f0231393_22312668.jpg

そこから、おひな様好きなのに
男の子ばかりのKちゃんと
目黒雅叙園の「百段雛まつり」へ。
玄関を入ると愛らしいおひな様が迎えてくれた。

百段階段のおひな様は
撮影禁止だったけれど
今年は、みちのくのおひな様特集。
津波にのまれて打ち上げられた古いお雛さまもいらっしゃって
長い年月大切に保存されてきた
時の流れの重みを感じさせてくれる。

暖房無しのしんと冷えた百段階段の部屋から
暖かなロビー階に戻ったら
美しい花嫁衣装が展示されているのをみつけ
うっとり見とれてしまった。
和服は美しい。

f0231393_23131158.jpg

自分ではどうにもできない
小さな気がかり
春待ちのもどかしさ。
誰にというわけではないけれど
そんな小さな霜柱が
ゆっくりと溶けるような花嫁衣装の清楚な華やかさだった。





春が近づくと聴きたくなる「春の手紙」
春よこい。
by sarakosara | 2016-02-09 22:37 | ぶらさら子

春を待つ ことのはじめや 酉の市

タイトルは芭蕉の弟子其角が詠んだ句。
今年も11月29日、
寅さんと上野で待ち合わせて、酉の市に行ってきました。

押すな押すなの賑わいの中
今年も二人でここにくることができたと
一年の時の流れの早さを感じながら歩く時が好き。

いつも頼まれている友達の家と我が家のぶん
寅さんと私、一本ずつ持って帰ってきます。

f0231393_17362217.jpg


世界も日本も
色々なことがありすぎて
こんな私の平凡な日々を綴りながら
ああ、自分のことばかりだなと
立ち止まることもある。
でも、そんな平凡な日々の中にも
家族の小さな歴史があり
東日本大震災のような大きな出来事もあった
その日その時の自分を思い出せる術にはなっているのだと思うと
亀の歩みでも、この積み重ねもきっと無駄じゃないと思える。

萩や韓国旅行のこと
中国のお嬢さんの来宅。
書いておきたいことも年越しをしてしまいますが
年明けの仕事は12日からなので
またゆっくりと。

f0231393_17363553.jpg


今年も一年ありがとうございました。
くる年も、こんなペースになると思いますが、どうぞよろしく。
良いお年をお迎えください。
by sarakosara | 2015-12-31 17:44 | ぶらさら子

横浜晩秋学生気分

先週はの土日は専門学校の時の友人Kちゃんの還暦祝いで
仲良し4人が集まった。
Kちゃんは、ほか3人より三つ年上。
いちど社会に出てから専門学校にきた彼女は
ちょっと大人びてみえて
事実Kちゃん自身も私たちのことを子どもだなぁて思っていたという。

いつも、フッて斜めにみて、笑ってる。
だから最初は何を考えているかわからなくて謎めいていたっけ。

はじめは、同い歳三人で仲がよかったのだけれど
いつの間にか、そこにKちゃんが加わることがふえて
卒業してからむしろ、そのつながりは深まった。
思い出話はつきない。

f0231393_1795283.jpg


この日は帰らずにゆっくり楽しめるように泊まりにしようと
一年前から決めていた。
集まったのは横浜。
Yちゃんが仕事で合流が夕方になるということで近場が候補に。
そして、主役Kちゃんのリクエスト
バラクライングリッシュガーデンも行程にいれて
横浜に決まった。

穏やかで暖かな晴天。
私もまだ咳が残っていたけれど
一週間前なら参加できなかったと思う。
この日でよかった。

f0231393_1626415.jpg

イングリッシュガーデンも秋のバラが終盤を迎えていたが
暖かな日が多いせいか、
あちこちにまだバラが咲き残り
夏の花さえ足元を彩り、
青空には散り残った葉のオレンジ色が冴える。
訪れる人が少ないぶん
ゆっくり晩秋の風情が楽しめた。

f0231393_16292552.jpg


夜は横浜住みのAちゃんの知り合いのお店で
サービス満点の鶏鍋でほかほかになって
満腹のお腹を少し減らそうかと
赤煉瓦倉庫のイルミネーションを見に夜の散歩。

海風が冷たいけれど
もうひとつの海、光の海を歩く。
もういちど若くなって恋をしたいな〜なんて言ったら
Yちゃんが、生まれ変わっても女に人がいい?ときいてきた。
う〜ん、と考えていると
私はかっこいい男の子もいいなって思うことがあるんだって、Yちゃん。
なるほどね、それも悪くない。

そろそろ身体が冷えてきたので
ホテルに帰って、お泊まりならではの楽しみに突入。
横浜のデパートで仕入れてきた
チーズケーキとスパークリングワインで
あらためて乾杯。

話はつきない。
恋の思い出、先生やクラスメイトのこと
講義中に回した手紙まだあるよって言ったら
みんなびっくりしていた。
叔母さんの家に下宿していたKちゃんの家には
みんなでよく泊まりにいっては夜明かし。
ちょうどそんな晩のようなこの日。

f0231393_16562518.jpg

あれから40年近い月日が流れているのに
それぞれのスタンスが当時と変わらないのも面白い。

女子校から解放されて飛び込んだまったく未知の世界は
私にはカルチャーショックの連続だった。
でも、素の私を見せ
受け止めてくれる友達に出逢うことができた。
母を亡くした時も
恋多き時代を共有したことも大きかったかもしれない。

ほとんど時を同じく、相前後して結婚し
Aちゃんは今はシングル。
Yちゃんは、ご主人とずっとふたり。
主役Kちゃんは、遠距離介護中。
それぞれに時は流れたけれど
4人それぞれの個性や互いのポジション
心地よい距離感は、あの頃も今も、不思議なくらい変わらない。

f0231393_17141411.jpg

泊まったのは中華街にある、ローズホテル。
昼間の賑わいが嘘のそうな人気のない道をあるいて
ゆっくり朝ご飯を食べ
山手の散策をしてランチ後に解散。
次は三年後、三人の還暦祝いの時にまた泊まろうと約束して。
by sarakosara | 2015-12-06 16:42 | ぶらさら子

コスモスゆれて

昨日は高校時代の友達とぶらり散歩。
ご主人の両親の介護でなかなか時間のとれない彼女とは
一年一回ペースで気晴らしデート。
今年は秋になったらコスモスを見に行こうねと約束をしていたのに
お互いの予定がなかなか合わず。
やっと滑り込みで黄色いコスモスに間に合った。

f0231393_122743.jpg

ピンクのコスモスには間に合わなかったけれど
こんないっぱいの黄色いコスモスを見たのは初めて。
白から黄色へ寒くなるにつれて色が変化するらしい。
コスモスは一年草、3日には花摘みがあって
そのあとは来年のために、更地になる。
来週にはこの風景も幻のように消えてしまうのだろう。

f0231393_1291988.jpg


晴天の天気予報ははずれて
一日曇り空、そして寒い。
歩いて、歩いて。
寒いね〜とラーメンをふぅふぅすすり。
自販機の紅茶とレモネードをコートの内側に入れながら
あったか〜いと、笑って、また歩いて。
アップルパイとハーブティで散歩終了。

上の娘さんのアクシデント
今年なくなったお義父さんのこと。
今はこのところでいちばん穏やかな日々なのだと話すSちゃん。
結婚からずっと同居、ほんとうにご苦労も多かったろうと思う。
学生時代はウルトラ乙女チック乙女で
Sちゃんとの手紙のやりとりでは
大好きなモンゴメリの小説の主人公の名で呼び合うというお嬢さんだったのに
芯の強さと、時に強く出ることのできる気丈さも垣間見え
新しい発見もしたような昨日だった。

f0231393_1224294.jpg

公園の一画でちょうどパステル画展があり
選択授業の美術の時間の話になった。
校舎の裏の森でキャンバスを広げた頃懐かしいねというSちゃん。
あれからもう40年だよねって言うと
うそ、30年でしょう?とSちゃん真顔。
えっ、そうか。40年もたつわけないもんねと私。
でも、10代から10年ずつ指折り数えてみると、やっぱり40年だ。
やだやだ、え〜40年なの?
二人とも自分の年齢に自覚がない。

昭和記念公園、東京でも郊外だと葉が色づき始めている。
銀杏の下にはギンナンがいっぱい。
ギンナンも漢字だと銀杏と書く。
いつも使い分けについて思い出すこと。

f0231393_1214828.jpg


カレンダーも二ヶ月綴りのものは最後の一枚。
10月は同窓会のバザーの手伝い、幼稚園の運動会の参観、手伝い。
友達夫婦と寅さんと萩へ一泊。
そして先週は韓国へ、初ソウルの旅でした。
たまたま毎週末色々な予定が重なってしまった10月。

11月も引き続き色々ありそう。
月半ばには、中国から交換留学の中学生のお嬢さんが
我が家にホームステイにやってくる。
あの国、この国、色々思惑があるだろうが
草の根のふれあい、先入観をとりはらって感じてみよう。

f0231393_12352637.jpg


今朝はスマが早くでかけたので、
一緒に早起きして、群馬の夏休みのことは、いっきに更新した。
先月の旅のことも、ふだんの日々で思ったこと、感じたことも
まだ書いておきたいことはいっぱいだけれど
とても追いつきそうもない。
元気で年末まで乗り切っていくことができればいいと思っている。
by sarakosara | 2015-11-01 17:35 | ぶらさら子

群馬で夏休み

今日でお盆休みもおしまい。
自分の都合でお休みを決める我が職場。
当初は13日から16日までを予定していたのですが
ひょんなことから
家族旅行をしようかと話がトントン進み
お盆があけたら出かけようと決まって
休みも今日まで延ばすことにしました。

実に家族4人そろっての旅は十数年ぶり。
ミコの部活が始まった中学生頃からなかなかみんなの予定が合わず
生意気盛りは家族旅行なんてという雰囲気もあり
こんなにすんなりみんなの息が合って決まったのも
それだけ子ども達が大人になったからなのかなと思います。


f0231393_16562749.jpg

スマがネットで探して予約してくれた
猿ケ京温泉の宿がまた良くて。
旅日記、あまり宿のことは書かないほうなのですが
今回は宿のことを紹介してみようかと思っています。

それから、コメント欄について
夏休みだしと、色々考え迷ったのですが
今の気持ちとして記事にしていますので
しばらくこんなスタイルでよろしくお願いいたします。
by sarakosara | 2015-08-18 17:22 | ぶらさら子