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旅はとらぶる

二日目の日曜日の天気が思わしくないらしいとのことで
初日の富士山を期待していたのだけれど
無情にも予報より早めに雲がたれこめ、寒くなり
どこをみても富士の姿はなし。
富士急の「富士山号」の中からも、
忍野八海でも
晴れていたら、あのあたりに富士山があるんだねぇと、
ため息まじりの慰め合い。

当日になって、やっと
見えなければ何ともならない旅の目玉だったのだと気づくという。

忍野八海のどこまでも透き通る紺青の泉をみても
そこに映る灰色の雲がうらめしく思われました。

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それはそうと、忍野八海の人出の多いこと。
富士山が世界遺産になったことも後押ししてか
海外からのお客さんも増えて
池のぐるりを並んで歩くよう。
小学生の頃、林間学校で歩いた
忍野八海の神秘的な姿とは少しイメージが変わっている。

人波を避けるように歩いていくと
小さな流れと、そこに沿うように続く小道が。
ほっとしながら歩を進めると深まる秋の里の景色が開け、
コッツウォルズとはいかないまでも、
清らかな流れをみながら歩くのはなんとも心地よくて
富士山が見えないという言葉を忘れたひとときでした。
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さて、忍野八海をあとに、湖畔の宿をめざします。
この夜の宿泊は河口湖を臨む温泉ホテル。
富士山が見える部屋でと頼んであったのですが
着いてからこの宿からの眺望の売りは湖側にありとわかりました。
それでも富士山が見えれば救われたものを
富士山が見えなければ、な〜んでもない部屋(笑)
いやはやリサーチ不足、
大浴場に入るのが難しいセーコちゃんにと部屋付き露天風呂のあるという点
富士山というキヌちゃんにお部屋から富士山が見えたら喜ぶだろなぁということ。
親御さんのことでみんな忙しく、みずから幹事を買ってでて
じゅうぶん考えたつもりだったけれど、
あいかわらず詰めの甘さがこんなところに。
そんな私の気持ちを察してか
「でも暗くなっちゃえば湖も富士山もわからないもんね」
「温泉にゆっくりつかって、美味しい夕飯食べよ〜」
「美味しいビールのも〜」
ああ、友よ!

さて、そして待望の上げ膳据え膳タイム。
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と、この写真を撮ったものの
どうも食欲がわいてこない。
お風呂上がりから、なんだかやけに疲れたなぁと思っていたのだけど
お膳いっぱいに並べられたご馳走を見た頃から
どうも体調があやしくなってきました。

せっかくみんなそろっての久々の旅の
ある意味メインイベントの夕食。
ここで具合がよくないなんて言ったらみんなのテンションもさがっちゃう。
困ったなぁ。
最初は我慢して、話しに夢中なふりして食が進まないのを隠しながら
ちびちび箸をつけていたけれど
もういよいよ無理だとなってきた。
何となく気づいていた向かいの席のサッちゃんも訝しげな顔をしている。

風邪でもひいたかな、明日もあるのにどうしよう。
そんなことも思ったれど、どうも違う。
もしかして?
そうだ、そうに違いない。

ここで正直に言いました。
「なんだかちょっと具合が悪くて、急に食べられなくなっちゃった
もしかしたら、湯疲れかもしれない」

時間が経つにつれて、もしかしたらは確信になった。
以前にもあった湯疲れ。
湯あたりというのかと思ったら、私のケースは湯疲れといういうらしい。
どうも温泉に弱いらしいのです。
ずっと仕事が忙しくて前日までハードスケジュールの中だったというのもあるかも。
こんなに急に食べられなくなるなんておかしいもの。
以前の経験から気をつけてはいたのだけれど
いいお湯だったから、ついつい長湯になってしまったようだ。

基本的になんでも美味しくいただけて
ことに作ってもらったものを残すことほど心苦しいことはない。
少々多いなと思っても残すよりはと食べてしまうほう。
でも今回はどう逆立ちしても無理だった。
よりによって、楽しみにしていたみんなとの温泉の夜に。

お部屋付きの可愛らしい仲居さんに
どうも湯疲れしてしまったので、お料理を私の分だけとめてほしいと頼んだが
それは無理だとのこと。
事情はわかりましたので無理しないでくださいね
ただ、お止めするこは難しいのですと。
やむなく次々出されるお料理を
牛肉の鉄板焼きも、お造りも、松茸も涙なみだで、見送った。
もったいない。
友達が食べられたらと思ったけれど
みんなも自分の持ち分でいっぱいいっぱい。

案の定、もうそろそろお料理も終盤という頃になって
少し落ち着いてきた。
すでにほとんどの料理は下げられ、残すはデザートという段階。
最後の果物とケーキはすんなりお腹におさまって
みんなに笑われた。
いや、笑って終わってよかった、
富士山が見えないうえに、
熱でも出てみんなに迷惑をかけていたら大変だった。
やれやれやれ。

ひとしきりおしゃべりをしてから
4つ並べた布団にぬくぬくと潜り込んだ。
布団の中でキヌちゃんが言った。
「わぁ腕が、すっべすべだよ」
言われてみんなも手のひらをすべらせると
ほんとうにすべすべだ。
とても効能の高い温泉らしい。
富士山は見えなくても、湯疲れしても
こうして無事に夜はふけていった。
by sarakosara | 2013-11-30 13:12 |

旅は道連れ

今回の旅行は4人旅。
ざっくり言うと、子ども達の公園友達の親どうしということになるのですが
これが話せば長い合縁奇縁。
いや、合縁奇縁は男女の仲に使う言葉だったかな。
でも、そんな言葉が当てはまるような縁を感じる仲なのです。

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その中のひとり、キヌちゃんは
もともとは私の専門学校時代からの友達で
三歳年上の悪友というか、親友というか。
呑み友達であり、旅友達であり
ほんとうにふたりで色々な思い出を作ってきました。
彼女が複雑な結婚をして東京での生活に行き詰まった時に
たまたま借り主を捜していた私の知り合いに紹介して
わが町に呼び寄せたのが、共通のママ友を得るきっかけでした。

上はキヌちゃん。
次はセーコちゃん。
そして私。
下は私より5歳若いサッちゃん。
でこぼこ4人組の久しぶりの旅。

子どもの手が離れ始めた頃から積み立てを始めて
今まで出かけたのが
伊豆、京都・滋賀、箱根。
数年置きに出かけていたのがぱったり止まったのが6年前。
セーコちゃんの闘病のためでした。
生死の境から戻ってきてくれた
やっと再発の心配からちょっと解放されつつある今年。
行ける時に行こう!
そう思い立ったのです。
昨年セーコちゃんも同居のお義父さんを見送り
サッちゃんも、今年の2月に同居のお父さまをなくされた。
私も父を同じ頃になくしたけれど
みんなはまだ健在の親御さんはがあって
いつ何時また旅に出るのが難しくなるかもしれず
今年こそはと話していました。

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河口湖駅とセーコちゃん。
最年長のキヌちゃんの希望で、今回旅の目玉は忍野八海と富士山。
二日目は大荒れのお天気との予報で
ちょっと不安がよぎります。
by sarakosara | 2013-11-26 23:49 |

このごろのこと

企業健診を扱う私の仕事は例年春と秋が繁忙期なのですが
今年の11月の仕事は、その想定を超えるような忙しさで
やってもやっても次が来て、達成感が感じられず
私より若い職場の友達もぐったりしているような状況が続いています。

夕飯の支度をして、寅さんとやれやれの晩酌をすると
もう何をするのも面倒になってしまい
よし、今日こそはご飯のあとに更新だと
幾度思いながら布団にもぐってしまったことか。

しかし、こんな繁忙期を過ぎると
年明けの1月から3月は仕事が休みになってしまいます。
前回は父のことがあって冬はそのまま家にいましたが
以前やっていた確定申告時の役所の短期仕事にまた声をかけてもらったので
来年の一月下旬から3月いっぱいはまたそちらで仕事をすることにしました。
4月からはふたたび今の仕事に戻るという
珍しい変則的な働き方。
ほんとうは春までの3ヶ月間は家にいたいなぁとちょっと思っていたので
声がかからなかったらそのままでと思っていたのですが
一年飛ばしたにもかかわらずまた呼んでもらえた。
それなら働けるうちはと、先週結論を出しました。

来月には父の一周忌を繰り上げて予定しています。
喪中の挨拶状の宛名書きも終え、ポストに投函しました。
ちょうど昨年の今ごろから体調を崩した父、
同じ季節を迎えてあれこれ思い出すことも多いこのごろです。

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友達との旅も楽しく終えました。
すっかり遅くなってしまったけれど
自分のための記録としても、二回ほどにわけて書くつもり。

今月はひと息つけるはずの週末も
たまたま色々な用事や約束が重なってしまい
みなさんのところもご無沙汰続きでした。
今日もミコと久しぶりに出かけて
遅ればせながら教員採用試験合格の
私からの心ばかりのお祝いを。

仕事の方もようやく、ようやく
今週はほんのちょっとだけ山の向こうが見えてきそう。
更新、訪問も少しずつ再開しようと思っています。
by sarakosara | 2013-11-24 22:04 | 日々

霜月

書き留めておきたいこともいっぱいなのに、
なかなかパソコンの前に座る時間がありません。
そんな間に、ベランダの薔薇が咲きました。

アブラカダブラじゃない、
ホームセンターで見切り品だった、うす紫の薔薇。
その色に一目惚れだったけれど
我が家で数年を過ごすうちに、こんなピンクの薔薇になりました。
深まる秋の朝の陽射しをうけた姿に、思わずみとれてしまった
名前すら知らない薔薇。

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明日は、
病気から復活してくれた友達の快気祝いの旅。
もうじき故郷に帰ってしまう友達も一緒。
みんなそれぞれ色んなことを抱えるお年頃なんです。

幹事は私なので、
みんなが楽しめる旅になるようにと色々算段しました。
週明けはすぐに仕事、また更新は少し遅れます。

もう11月、仕事帰りは日に日に暗くなって、
ちょっと淋しいような気もするけれど
元気にしています。
by sarakosara | 2013-11-09 00:00 | 日々