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冬休み

友達のお友達が撮ったという写真
今年最後のカレンダーの一枚。
北国の冬は長く厳しいけれど、とても好きな風景です。

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来年は新年のおめでとうも言えないし
少し長めの冬休みにしようと思います。
新年3日には父の初めての祥月命日を迎えるので
静かな新年をゆっくり過ごし、
その後20日から冬場の確定申告の仕事が始まるので
それまでのあいだに、
ぜんぜん手をつけていなかった父の遺品の整理に
本腰をいれてとりかかろうと思っています。
先週末に寅さんやスマにも手伝ってもらって
父の家の窓ガラスやあらかたの掃除は済ませたけれど
台所や押し入れの中、
その他もろもろの遺品は手つかず。
ひとり娘の私以外それをするものもなく
母のものまで残っているものもあるので
私に残された仕事でもあると思います。

それともうひとつ、これも遺品整理のひとつなのですが
父の残した膨大な量の俳句の整理。
母が亡くなる数年前から始めた俳句
よく晩酌をしながら
母にきかせては感想をきいたりしていた父。
そんな俳句は
父にとって妻をなくした後の支えになっていました。

30数年間作り続けてきた俳句は
句会に入っていた当時のものはともかく
それ以降はまったく整理されておらず
紙片やノートに書き溜められたものは
思わずため息がでてしまいそうな量です。

でもこのまま放置していたのでは
やがて子ども達がまたこの処分に困ることでしょう。
私が年代順に整理して
何らかの方法でひとつの形にしておきたいなと思っています。

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たくさんのやさしさに包まれて終える今年
新しい年は少し長い冬休みをし
仕事も軌道に乗り始めた頃、またこっそりもどってきます。
その時はどうぞよろしくお願いします。
by sarakosara | 2013-12-29 00:24 | つぶやき

今年も

今年も11月に我が家恒例の酉の市に行ってきました。
寅さんと結婚が決まった年から
もう30年近く。
毎年父の分も買っていた熊手、今年は昨年のものを納めてきました。
酉の市は春を迎える神事だとのこと。

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私の両親にも毎年
春を迎える恒例行事がありました。
冬至に母がいつもいただいてくる
穴八幡の一陽来復のお守り。
それを翌年の節分に父が茶の間に椅子を持ち出し
その年の恵方にむけて貼付ける。
母とああでもない、こうでもないと話しながら方角をさだめ
春を迎えるのです。

私と寅さんもいつまで続けられるかわからないけれど
今年もふたりで無事にお参りできたことに感謝しました。

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ここ数年色々考えさせられることも多く
そんな時に自分のことばかり書いていることに
ブログの歩みがとまりかけてしまうことも増えました。
でも父をなくした今年
ここに書いてきたからこそ
多くのなぐさめをいただいたし
私自身も自分の気持ちを素直にみつめることができたように思います。

何度も迷ってきた8年でしたが
出逢いも別れもあったブログだけれど
書いていなければ得られなかった
これからも守っていきたい大切なものをいっぱいいただきました。

色々な意味で私にとり、ひとつの節目になった今年
ブログの友達に、心からありがとうを伝えたい。
更新も減り、コメント訪問も減ってしまい
どんどん我がままブログになっていますが
これからも続けていかれたらと思っています。

今年一年、ほんとうにありがとうございました。
来る年がおだやかな一年でありますように。
by sarakosara | 2013-12-28 23:38 | 想う

灯り  もうひとつ、クリスマスイブに

仕事からの帰り道
家々の明かりがつく火灯し頃。
路地裏を自転車で走りながら
むしょうにどこかへ帰りたくなる。
それがどこだかわからない。
でも懐かしい場所。
あの気持ちはなんだろう。

表通りでは感じない胸がきゅっとするような
でも温かな気持ち。
灯りのあるところに人の生活がある。
ピアノの音がきこえてくる
晩ご飯のいい匂いがしてくる。

顔もしらない人の暮らす
その明かりの下の日々がそんな気持ちにさせるのか。

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今夜はクリスマスイブ。
世界中で、
今も、
みんながそれぞれの灯りの下
今日を生きている。
by sarakosara | 2013-12-24 23:31 | つぶやき

灯り

先日の日曜日、父の一周忌を終えました。
一年の早いこと。
叔母は時間を間違えて一時間遅れだったけれど
あとから合流して、
我が家と叔母家族だけのなごやかな一周忌でした。

十数年続いていた叔母と従姉妹の確執。
父がいちばん気がかりだったこと。
図らずも父の死をきっかけに、
従姉妹のYちゃん、Mちゃん、ふたりと和解した叔母。


人の死が、あらたな問題を起こすこともあるけれど
死が人を結ぶこともある。
叔母と従姉妹達の和解をいちばん喜んでいるのは父だろう。

叔母もなごやかな雰囲気の中
若かりし頃の父の恋の話しなど、茶目っ気たっぷりに披露してくれた。
父が私の誕生をどれほど待ちこがれ
どれほど愛してきたかも。
父の思い出話に
ぽろぽろ涙をこぼすMちゃん
叔母も泣き笑いでハンカチを渡していた。

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この一年、正直にいうと、
父をなくした悲しさよりも
私が心をくだき、いつもどこか心にかけなければならない父という存在を失い
肩の荷をおろしたような
どこか解放されたような気持ちを味わっていた。

でも、ふっとした瞬間に父が恋しくなる。
父の家のシャッターを毎日開け、毎日閉めながら
父の気配を感じ
父のひとり過ごしてきた家で
父の淋しさを思う。

そう、私が淋しいというよりも
父の感じていたさびしさを感じて、私もさびしくなる。
それがいちばん近いと思う。

友達が書いてた。
老いていくことの寂しさ、
残りの人生の短さを見つめての
寂しさなんだろうなと。

ちょうど一年前。
父が急に体調を崩し入院していた時
病院は私の勤務先と家の間にあって
毎日、朝晩父の病院に寄った。
朝の冷えきった空気の中、自転車を飛ばす。
父の顔をみて、
冷えきった手で父の手をにぎる。
冷たいなぁという顔をする父。
父の手にハンドクリームをぬってマッサージをする。
また帰りに寄るねというと、にこっとする。

すっかり暗くなった頃
また父のところへ行く。
少しでも食べてほしくて、ミキサー食を父の口に運ぶけれど
さっぱり食が進まない。
穏やかな朝にくらべ
一日を終える夜は父も様子が思わしくないことが多い。
帰らないでほしいと懇願する父。
苦しさに大きな声を出すこともあった。
手をさすり、なだめ
うとうとしたすきにそっと家に帰る日々。
後ろ髪をひかれる思いをふりきって
暗くなった夜道、自転車を走らせる。

町はクリスマス。
その帰り道に、きれいに電飾を飾り付けた家があった。
ブルーのLEDイルミネーション。
とってもきれいだけれど、
なぜかさびしくなるような色をしていた。

あれから一年、
この季節を迎え、なんとなく、その家が見える道は避けていた。
でも、ふとあの灯りがまた見てみたくなって
一週間ほど前に
またその家の前を通ってみた。
大きなお屋敷で
今年も青いイルミネーションが庭の木々と
門扉から玄関までを色どっている。

一年という時が流れたのだなぁと
しみじみそう思った。

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今年もやっとサイドボードの上にだけ
クリスマスがやってきた。
去年買った大きめな蝋燭がまだ半分以上残っていたので
火を灯してみた。
オレンジ色の温かなキャンドルの光がゆれる。

一周忌を無事終えて
叔母と従姉妹の笑顔をみて
ほっとしている。
by sarakosara | 2013-12-21 23:08 | 想う

昔話

じゅんさんのりんごが
今年も甘い香りと一緒に
今日我が家に届いた。
出逢って8年。毎年変わらず、丹精したりんごを届けてくださる。
岩木山を望みながら育った津軽のりんごは格別だ。
まだ行ってみたことのない
そのりんご畑。
じゅんさん、ご家族を思いながらいただく。

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子どもの頃は北海道の祖父母から暮れになるとりんごが届いた。
木箱を父が釘抜きであけると籾殻がぎっしり、
その中に手を突っ込んでりんごを探す。
冬の夜、こたつに入って夕食後に母が
「りんごむこうか」
そう言うと、とってくるのは私の役目
籾殻で手がかゆくなるけれど
子供心にも、わくわくする暮れの到来物だった。

りんごといえば、
初めてボーイフレンドに贈ったお菓子がアップルパイ。
それは19歳の時、ギターの大好きな男の子だった。
当時の家はすきま風入る平屋。
台所はその北にあって冬はガラスに氷の花が咲いた。
アップルパイはバターを溶かさないように織り込んでいくので
そんな寒い台所がぴったり。
こんんがりと焼きあがっていく時の
バターの匂いとりんごの甘酸っぱい匂いが
寒い台所にいっぱいになった幸福な時。


食の記憶というのは
思いのほか鮮明に残っている。
秋にはまろんさんから北海道のメークインをいただいた。
その昔、北海道育ちの母はジャガイモの統制会社で働いていた頃があって
「芋会社の芋娘」と若い女の子たちは呼ばれていたの
なんて、楽しそうに話すことがあった。
そんなDNAもあってかじゃがいも大好きの我が家。
色々な料理にして楽しんだ。

ミコが好きなのがクリームシチュー。
私も子どもの頃から母の作るクリームシチューが大好物だった。

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それは中学に入ってすぐぐらいの頃だったか
ある冬の日、大雪になり全校生徒が早引けになった。

母は仕事、祖母も日中は留守で誰もいない家。
いつも鍵をおいてある雨戸の裏側を
凍えきった手で探ってみたが鍵がない。
気がつくと茶の間の灯りがついている。
お祖母ちゃん?
縁側の踏み石に乗ってガラス窓から中をのぞくと母がいた。

仕事でいないはずの母が家にいたことが嬉しくて
小躍りするように玄関にもどって家に入った。
母も大雪で仕事を休んだという。
ふだんは祖母に家事をまかせて
家計のために夜遅くまで仕事に出ることの多かった母。
母にお帰りなさいが言ってもらえないことが
幼い頃から淋しかった。
母もそんな私を驚かせ、喜ばせたかったのだろう
早くからシチューを煮込んでいた。
炬燵にもぐって母の向かいに座り
あつあつのクリームシチューを食べる。
外はしんしんと雪。
あの時に感じた幸福感は今もはっきりおぼえている。

こうしていただいた温かな贈りもので
思い出した昔話ふたつ。
by sarakosara | 2013-12-14 22:46 | 想う

暦の上ではディセンバー♪

なんて歌をよく聴いたのも今年の夏だったか
早いもので、12月ももう半ば。
寒くなってきました。

先週末は昨年結婚した
姪っ子と、そのだんなさま福島出身のY君のセッティングで忘年会をしました。
義妹や甥っ子、ミコやスマも仕事を終えてからかけつけ
ひさびさにみんながそろったのが、
越喜来(おきらい)という三陸の地名にちなんだ店の名をもつ居酒屋。
北里大学の三陸キャンパスで学生だった女の子も働いていて
常連の姪っ子夫婦
大の釣り好きのY君も話しがはずむそうです。

美味しくいただいての帰りがけ、
ミコが急に気持ちが悪いと。
お酒は強いし、そんなに呑んだわけじゃないし
今まで悪酔いなんかしたことないのにおかしいなぁと
本人も青い顔をしながら訝しがっていました。

体調がよくなさそうなので、今日はこのまま家においでと
我が家に連れ帰ってきたのだけど
その晩はトイレと行ったり来たりで、翌日は熱が39度。

ミコの学校の一年生もノロウィルスが大流行りで
「先生、○○ちゃんが吐いちゃいました~」
なんて報告が日常茶飯事だとか。
その片付けもすっかり手慣れちゃったというミコ。
もしかしたら学期末の忙しさで疲れた身体に
子ども達からもらってしまったのか。

たまたまタイミング良く我が家に連れてきたけれど
一人暮らしでいちばん心細いのは具合の悪い時だろうな。
日曜日は一日中何も食べられずに熱があってふぅふぅ、
仕事頑張ってるんだなぁと思いながら額に手をあてると、
小さな頃の顔をしてみえる。

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ところで、こんな時、脱水にならないように
よくポカリやアクエリアスを飲みますが
こんな場合は、経口補水液という飲料のほうがいいらしいのです。
一般的にスポーツドリンクは経口補水液よりも
電解質が低くて糖質が高く
下痢や嘔吐、発熱、激しい発汗などで
脱水状態になってしまったときは経口補水液のほうが適しているのだとか。

うっかりポカリスエットを買ってきてしまってから知ったので
ネットでポカリを使った経口補水液の作り方を調べました。
作り方はスポーツドリンク1リットルに対して
水1.7リットル、そこに塩7グラムを加えると、経口補水液に。
面倒な時はOS-1(オーエスワン)という正真正銘の経口補水液もあるので
それを利用するのが楽かもしれません。

ミコもまだ万全とはいえないものの
火曜日は出勤、
自分の家に帰っていきました。

ノロウィルスも猛威をふるっているとか。
年末の疲れが出るとき、
みなさんも気をつけてくださいね。
by sarakosara | 2013-12-12 23:17 | 日々 | Comments(14)

番外編 久保田一竹美術館

湖めぐりのレトロバスコースには
色々な見所があって、飽きさせない。
そんな中のひとつに、久保田一竹美術館がある。

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詳しくはこちらで。

久保田一竹美術館

久保田一竹氏は、昭和12年に辻が花染とであい
その後研究を重ねて、「一竹辻が花」とよばれる技法を発表した染織家だ。
美術館には氏のコレクションである
蜻蛉玉(とんぼだま)を展示する「蜻蛉玉ギャラリー」があってこれも美しい。
とんぼ玉とは、穴の開いたガラス玉(ビーズ)のこと
ガラスが大好きな私にはとても魅力的なコレクションばかり。
コレクションには遠く及ばないけれど
1000円台で、こんな可愛い蜻蛉玉のイヤリングがあったので購入。
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そして、何よりみごとなのが
「一竹辻が花」染め。
それが展示されているのが一千年を超す「ひば(ひのき科)」の大黒柱16本を使ったピラミッド型の建築物。
複雑な木組みで、真ん中が吹き抜けになっており
その建造物自体もとても素敵。
そこにガラスケースの中ではなく、直に着物が展示されています。
着物の中に富士山をはじめ、日本の四季が自然が描かれて
連作などは、いくつもの着物が連なってひとつの風景を作り上げている。
遠くからみた時の素晴らしさと
今度は近づいてみたときの、緻密で微細な絞り染めの点の集合。
あらかじめ出来上がりを予測しながら絞りを入れていく
ちょっと想像もつかないような作業が伺えます。

もうひとつお楽しみがあるのですが
茶房「一竹庵」のぜんざい。
とてもエキゾチックで温かみのある空間で
外の龍門の滝や、氏のコレクションをみながら
ぜんざいとお抹茶がいただける。
ぜんざいは、一竹氏のお母さまの作り方に乗っ取っているとか。
甘すぎないさらりとしたぜんざいなので
和三盆が添えられている。

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ちょうどこの頃美術館に入る頃はまだ降っていた雨が晴れてきて
木立からしたたる雫に日の光が反射し
絶妙な光景を見ることができました。
素敵なところだったのでちょっと紹介したくての番外編でした。
by sarakosara | 2013-12-01 22:09 | | Comments(12)

旅は次への想い

「みんな起きてごらん!」
キヌちゃんの声でみんな眠い目をこすった。
なになに?
「富士山が見えるよ〜」
二日目は雨だとばかり思い込んでいたから、キヌちゃんの言葉にびっくり。
まだ少し薄暗い外を見ると、
まごうことなき富士山の姿。
みんないっせいに歓声をあげてしまった。
空には雲がかかっているけれど、遠くにうっすら朝焼けさえみえる。
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じゃじゃ〜ん!
わぁ信じられない。
やったぁ〜
ほんとうによかったね、日頃の行いのせいだわ。
誰もいっぺんに目が覚めて、
昨日から待ちこがれていた富士山に釘付け。
最初から見えていたら、こんなに大騒ぎしてまで喜ばなかっただろうと
そんな気もする。
外は前日から大荒れだと言われていた風が強く吹いているようだ。
むしろこの風が雲を吹き飛ばしてくれたのかもしれない。
いつまた雲にかくれるかわからないから
さっそく最上階の展望台に行ってみようと
みんな浴衣に羽織ものだけして展望台に行った。
強い風がゴーゴー吹いていたけれど、威風堂々の姿。
ちょうど頂上の上に白いかぶりもののような雲がかかり
そんな様子も面白い。
雪化粧もだんだん下まで降りてきているところなのだろう。

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朝食の食堂では湖がたっぷり眺められる窓のそばの席に通され
二日目の朝は、富士山と湖、
ゆうべ見ることのできなかった両方を堪能した。
私もぐっすり眠って元気いっぱい。
前夜ほとんど食べていないから朝食の美味しいこと。
富士山が見えたことで、幹事もほっと胸をなでおろしたというわけです。


この日はレトロバスに乗って、湖周辺の見所を散策。
朝のうちザッと一雨あったけれど
その後薄日が射し始めたとおもったら
みるみるうちに嘘のように晴れ渡り、こんな青空に。
雨に打たれたあとの紅葉に日がさしてそれはきれいでした。

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実はこの旅行、セーコちゃんの快気祝いとともに
キヌちゃんの第二の出発を応援するような意味合いもあった。
18歳で家を出てから40年ぶりに故郷に帰ることを決めたキヌちゃん。
老親ふたりが住む故郷でお父さんを手伝いながら
あらためて農業をしてみたい
そう決めてからご主人の仕事のきりがつくまで待っていた矢先
お母さんが寝たきりになってしまった。
若い頃なんにも親孝行してこなかったから
今行かないときっと後悔することになると思うんだとキヌちゃん。

キヌちゃんが東京とわが町で過ごした40年間の
ほとんどの年月をつかず離れずで
ずっとともに過ごしてきた。
私の恋愛事情もぜんぶ知っているし、母が亡くなった30年以上前の時も
そばで力になってくれたキヌちゃん。

今までは会おうと思えばいつでも会えた
仕事から帰ると、ドアノブに田舎の野菜の入った袋がぶらさがっていた。
毎年二月には増上寺のお参りにつきあってくれた。
きっと、そのどれも叶わなくなる。

でも誰しもそれぞれ人生にはいくつかの岐路があって
キヌちゃんにはきっと今もひとつのその時なんだと思う。
淋しい気持ちはあっても、
この彼女の決断を応援してあげたいと思う気持ちのほうが強くなった。

セーコちゃんだって、サッちゃんだって、みんな同じ。
今回末っ子のサッちゃんも、
今年の二月にお父さまを亡くされてから
気丈だったお母さんに色々な異変がおきた。
いつもその大変な話しを漫才さながらのリアクションで
みんなを大笑いさせながら話してくれるサッちゃん。
でも、ほんとはどんなに大変だったことか。
セーコちゃんも、病み上がりだというのに
実家の両親、同居のお義母さんもみんな体調がすぐれず
自分のことはさておきで、飛んで歩いている。
私はみんなの話しをきいてあげることくらいしかできないけれど
これからも旅は続けようねと言っている。

午後になって、また少し雲が出てきたけれど
太陽はずっと隠れずにいてくれた。
遅いお昼でほうとうを食べて外に出ると
風に揺れるススキが雲間の陽をうけて、きらきら。
ほうとうで温まった身体には風が心地いい。

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帰りの列車はみんな爆睡、
またひとついい思い出ができた。
今度の旅行、あまり間をあけないように
再来年くらいがいいなぁと、サッちゃん。
お任せあれと、頼りない幹事。
今からじっくり楽しいプランを考えてみよう。
by sarakosara | 2013-12-01 22:07 | | Comments(8)