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あの頃へ

今年も酉の市に行って来ました。
世界も、自然も、激しく変動し
先の読めない今という時代に生きながら
こうして今年も二人で行けたことに感謝。
そして、いつものように一年の早さを思う。

今年は三の酉まであり
一の酉の6日は月曜日ということもあって、
いつになく空いており、恒例の行列もなく
すんなり境内に入ることができた。

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しかし、境内に入ればいつもの賑わい
ここで手を合わせることのできる幸せを思う。

ふといつも見上げる言葉を探す。
あれ?今年はないの?

「酉の市は春を迎える神事です」

まだ冬もこれからという季節だけれど
この言葉を見ると
ほっと暖かな気持ちになれたのに
今年はどこにも見当たらない。
二の酉、三の酉では掛け替えられるのだろうか。
なんだか小さな忘れ物をしたようで
少し寂しかった。

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金曜日に「SONGS」という番組で
井上陽水と、玉置浩二のコラボをみた。

その中で心に残った曲。
玉置浩二の「あの頃へ」

何かと物議を醸すことの多い人だけれど
圧倒的な歌唱力で魅せる。

生まれ故郷は北海道。
そして私の遠いふるさとも同じ。
私にとり、印象的な歌詞とメロディ
初めて聴いた曲だったのに、ぐいぐい引き込まれてしまった。



あの頃へ


雪が降る 遠いふるさと
懐かしい涙になれ

春を待つ想いは
誰を幸せにできるだろう

あの空は
あの雲は
今も胸に限りなく

あたたかいあの頃へ
君をいつか
連れて行けたら



北国は厳しい冬の始まり
春を待つ想いはひとしおだろう。
私の甘い感傷なのはわかっている
けれど、どうにも恋しくなることがある。
父と母と、祖父母を育んだ大地を。






by sarakosara | 2017-11-13 22:42 | 想う

棚からぼた餅?

カレンダーは11月になり
街の木々も色づき始めている。

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三連休もあっという間。
10月はずっと天気の悪い週末が続いていたので
保留にしていた家仕事は山ほど。

まずは衣類の入れ替え。
それから大きくなった鉢植えいくつかの植え替え。
アブラカダブラ、シンビジュウム
リビングの幸福の木。
どれもこれも窮屈そうだと
ずっと気になっていたのでスッキリした。

スッキリといえば、
ずっと懸案だった吊り戸棚の補修も
先週末、無事に全て完了。

話があってから二ヶ月
毎週末少しずつ寅さんと手分けして三世帯分の棚を片付けてきたけれど
一番難関だった父の台所は二人で一緒に。
父が亡くなってからも
棚の中身はほとんど手付かずだったのでさすがに大仕事。

懐かしい食器も数々。
母の手料理をよそったり
父が作ったおつまみを我が家に持ってきてくれた皿もある。
呑んべいの父愛用の徳利とお猪口は
遠い冬の日、火鉢のヤカンで母がお燗をつけていたもの。

とはいえ、どれもこれも欠けたり傷んだりしている
感傷に浸っているときりがないので
何も考えないようにしながら心を無にして片付けた。
一抹の寂しさはあったけれど、
おかげで父の家の台所と洗面所がスッキリと片付いた。

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さて、こんなてんやわんやの最中。
我が家の片付け中に
寅さんが一つの通帳を見つけた。
ミコが生まれた頃に作っているミコ名義の古いもの。
私はよく見もしないで
もう生きていない通帳だと思う、ゆうちょ銀行になって
新しいものに変えたもの。
と、一蹴したのだけれど、
寅さんは、いや、気になるというので後日調べてもらいに行ったら
なんと定額貯金がそのままになっていたのだ。

ミコが生まれてすぐに、その時に住んでいた他市で預金している。
それから引っ越しているので
うまく満期の知らせが来なかったのだろうか。
満期が来てから来年で20年となり
実に20年と二ヶ月が過ぎると権利が消滅すると言うのだ。
調べてくれた係の人に
いやぁ、危ないところでしたね〜と言われたとか。

当時の利率が良かったので
複利で金額の30パーセントくらい上乗せになっていた。

ミコへの結婚祝いの算段をしていたところ
自分たちがしていた貯金であるのは事実だけれど
まさに棚からぼた餅、な気分。
もちろんそっくりミコに渡すことにしている。

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棚の補修のお知らせが来なかったら
そして、面倒だから補修はいらないと断っていたら
多分気づかずに権利消滅になっていただろう。

生まれてすぐのミコのためにしていた貯金が
ミコの結婚というこの時期に、
そして来年は権利消滅というこのタイミングで見つかったことは
何かの計らいがあってのことのような気もしている。


















by sarakosara | 2017-11-05 17:20 | 日々