元三世帯住宅だった我が家。
今は親たちも皆見送って
3階建ての部屋は使いたい放題だけれど
悩ましいのが大掃除の季節。
子供達もいないし
今年は寅さんも29日まで出勤、
私一人で、三世帯分の大掃除はとうてい無理だ。
とはいってっも目をつぶれないところもあるから
あちこちはしょりながら
ご褒美のお茶菓子も用意して
一人でなんとか形がついた。
後は家族の好きなお正月料理をぼちぼち作ろうかな。
もうふた月近く前、我が家恒例の酉の市に行ってきた。
11月1日、一の酉。
1が四つ続くのも縁起が良さそうだってことで
寅さんとお互い仕事を終えてから上野で待ち合わせ。
地下鉄入谷から歩いてじきに、鷲神社に向かう人が増えてくる。
境内に続く列に並ぶとき
決まって一年って早いねぇと話す。
大晦日や新年よりも
いちばん時の流れの早さを実感する時かもしれない。
しゃんしゃんという鈴の音。
そのお祓いを通り、お参りをして
熊手を買って、二本じめ。
そして、寅さんと浅草まで歩いて、一杯呑んで帰る。
お決まりのコースだが
けして同じ一年はないし、
毎年、世の中も変わっていく。
今年はほんとうに自然災害が多くて
それは日本だけじゃなくて
つい先日も火山の噴火による津波で多くの被害が出たばかり。
世界情勢も混沌としている。
これから地球はどうなってしまうのだろうと、不安がよぎることもある。
当たり前のように毎年ここに来るけれど
それがどれほどありがたいことか
有り難いという文字の意味を思う。
今日の夕焼け。
この冬最強の寒波が来ているとか。
関東は一日強い北風が冷たくて
そのせいか富士山がくっきりシルエットになっていた。
日本海側や北の地方は大雪に見舞われているらしい。
父の生まれた留萌も、祖母の育った増毛も雪だろう。
今年も暮れていく。
新しい年が
穏やかな一年でありますようにと願う。
今年も一年ありがとうございました。
マイペースながら、ここを続けてこられたことにも感謝。
おつきあいをくださった方々
言葉は交わさなくても、ここを読んでくださる方々にも
心からありがとう。
どうぞよいお年をお迎えください。