カテゴリ:好きなこと( 38 )

林明子原画展

もうひと月も前のことになるが、林明子原画展に行って来た。
その前夜、スマから
「林明子の原画展に行って来たよ、よかったよ」とラインがあって
翌々日が最終日だと聞き
行くならこの土曜日しかチャンスがない。

その日は台風が関東に上陸かと言われていて
一度は諦めかけたのだけれど
絵本作家デビュー40周年を記念し、デビュー前のイラストなども展示する原画展だと思うと
やはり矢も盾もたまらず
夕方前には帰ってこられると思い立って出かけて来た。

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林明子さんといえば、「はじめてのおつかい」や「あさえとちいさいいもうと」
などが有名かもしれない。
小さな女の子が主人公のものが多く、
愛らしい仕草や表情が魅力。
リアルに丁寧に描かれた街並みや背景も見ていてあきない。
これらは、筒井頼子氏をはじめ共作で挿絵を担当したもので
ミコの小さな頃にも読んで聞かせたけれど
ミコとスマガなんといっても大好きだったのは
明子さん自作の「こんとあき」だ。

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小さな女の子あきと、ぬいぐるみのきつね、こん。
赤ちゃんの頃から一緒に遊んでいたこんの腕にほころびができて
砂丘の町に住む、おばあちゃんのところに、ほころびを直してもらいに
二人で電車に乗って出かける話。

途中でハプニングや冒険があるけれど
なんとかふたり助け合って
最後におばあちゃんのところへ無事たどり着き、ほっと安堵する結末も
子どもたちには、安心して眠りにつくための素敵なストーリーなのかもしれない。

ミコとスマ、二人とも大好きで、繰り返し繰り返し読んだ絵本の一つ。

額に入った原画には、印刷のときに版下に入れるトンボという目印も付いていて
小さな出版社にいた私には、そんな一つ一つも懐かしく
まさにリアルな原画なのだと、しみじみ。

原画のみなので文字は入っていないけれど
子どもたちと何度も読んだ文章が挿絵とともの思い出され
お互いを大切に思い合う、二人の様子を絵で見ているだけで
胸がジンと熱くなってくる。

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明子さんには、「はじめてのおつかい」のような共作のものと
「こんとあき」のような自作の絵本がある。
共作がリアルな日常のひとこまが描かれているものが多いのに対し
自作の物語は、動物たちが話したり、心を通わせたり
非現実な世界もリンクして描かれている。

明子さんの言葉の中に
自分の作るお話には大人が介入しないものが多い
というようなことが書かれていたように思う。
確かに自作のものには、動物や月などが生き生きと物語に登場し
共作とは一味違う個性を持っている。


デビュー前の雑誌の挿絵や装幀など
センスがキラリと光るものも数多く
デザイナーとしての才能もある方なのだなと
新たな魅力を知ることができた。

中でもジブリのアニメで有名になった
ある物語の挿絵を描いておられる。
そのことは少しタイムリーなニュースがあったので
別記事で書こうと思う。


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スマはミコにも原画展のことを伝えたらしく
最終日に、ミコも出かけてきたという。
幼い日、親子で共有した時間と絵本を
それぞれ違う日に、ひとりずつ再確認してきたことになる。

一緒に出かけて話しながら見るのもいいけれど
それぞれが自分の想いで見てきたことも、それはそれでよかったのだと思う。





by sarakosara | 2018-09-22 16:29 | 好きなこと

Hush

仕事が始まる。
お正月明けから二週間、ほんとうにゆっくり過ごした。
会いたい人にも会ったし。
読みたかった本も読んだし。
美容院にも行ってきたし。
まとまった時間のある時にと延ばしていたこともできた。
友達に借りていたドラマも見た。

その挿入歌で、一度聴いただけですごく印象に残った曲がある。

誰が歌っているの?と調べて見たら、
女性だと思っていた歌声の持ち主は男性だった。
スウェーデンのLasse Lindhというミュージシャン。
Hushという曲。

SNSでよく使うハッシュタグのhashは、haで
この曲のタイトルはHush。
どういう意味なのだろうと調べたら、
静けさとか、静かに、という意味があるらしい。

やさしく少し哀しいようなピアノとギターにのせて
中性的な声が、語りかけるように歌い始める。



Hush now, my angel
I will always be with you
In your pretty smile
In a glow of tears
Out across the frosty night
I’ll be there with you

ファンタジーだけれど
生きていくこと、死んでいくこと。
出逢うこと、別れること、憎むこと、愛おしいこと。
命を慈しむことなどを
知らぬうちに考えさせられてしまう。

どの登場人物も抱きしめたくなるほど
久しぶりに、見終えてしまうのが淋しいと思うドラマだった。

他の挿入歌の数々も素敵で
美しい映像とともに
音楽が大きな役目を果たしているとも思う。


今夜は、友達の妹さんが第二ヴァイオリンを務める
クインテットの音楽を聴きに行ってきた。
久しぶりのクラシックだったけれど
躍動感あふれる演奏に
身体が自然に動くほど楽しく、素晴らしかった。

私にとって音楽は
人生に欠かせない栄養素の一つなのだと思う。


by sarakosara | 2018-01-20 23:36 | 好きなこと

今年のバラ、二番花の頃

今年の5月はスマの病気などバタバタして
我が家のバラのお話はしないまま過ぎてしまいました。
今ちょうどアブラカダブラの二番花が咲いています。

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これは五月の花。
今年はブログのお友達に教えてもらった本も買って
一からバラそだての勉強してみようかなと
今まで見よう見まねで育ててみたけれど
そろそろ基本をと思ったりしています。

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それでも、まだアバウトで、自分なりもしてしまう。
でもきれいに咲いてくれたら
ありがとう、きれいだねと声をかけることも
自分らしい花を咲かせる一つの方法かもと思ったりしながら。
そして、一生懸命生えてきた雑草を、
やっきになって抜いている自分にも苦笑いしながら。

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そもそも私は観葉植物を育てるのが得意で
我が家にはスマと同じ歳のドラセナを始め
緑の観葉植物がすくすくと育っています。
水をやりすぎず、しかし水を欲しがっている時を逃さない。

一方花々を育てるのはあまり得手ではなく
バラも憧れながら敬遠していました。
ところが、ブログで親しくなった友人に何人か
バラ育ての名人がいて、
思いきって買ってみたのが、アブラカダブラ。
時を同じくしてミコがアルバイト先からもらってきたオレンジのミニバラも仲間入り。

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そして新顔がピエールドロンサール。
小さな苗を地植えして無事根付いてくれたものの
その後どうやって誘引したらいいのか
手探りで昨年買ったアーチに絡み付けてみたら
今年の春、いっぱいに咲いてくれました。

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ピエールにしては、少し芯の色が淡いけれど
これも我が家の持ち味ってことで。

通りかかる人がスマホで撮っていたり
ご近所さんにも大好評で
通るたびに楽しませてもらっているわよ〜と、お褒めに預かり
「でも、さらこさんの家からは見えないよね?」
って、はい、我が家は3階なので、確かに。
でもね、こうして見て褒めてもらい、喜んでもらえることが
自己満足だろうけれど、喜びになると知りました。

小学生の女の子が三人くらい
「わぁお〜美しいわ〜」
なんて、はしゃぎながら通る声を3階からきいた時も
私もほっこり、にんまり。
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そういえば、昨年泣く泣く切ってしまった紫陽花も
よく通りがかりの方に褒めってもらったもの。
ピエールの隣に、今も紫陽花の場所はとってあるのだけれど
植えようか、植えまいか
それとも違う花にしようか、まだ迷っています。

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これも、お友達にいただいたバラ仕事用のグローブ。
ピエールの誘引に大いに役立ちました。
新しい枝もまた元気に伸びているところ
来年はどんなふうに咲いてくれのでしょう。




by sarakosara | 2017-07-22 16:31 | 好きなこと

be OK

スマがかつての職場で
仲良しだった先輩先生の結婚式で帰ってきた。
正式な結婚式の招待は初めて。
礼服に白のネクタイで
テンションあがるな〜と、いそいそでかけていった。
三年社会人をしていたけれど
年齢より幼く見えるから
院で三学年年下の子達といても少しも違和感がないスマ。
けれど、こうやってきちんと礼装をすると
やはり大人びてみえる。

毎日夜中まで実験の日々
とことん追い込まれていることも、こんな時には話してくれる
色々悩みは尽きないようだが
離れて暮らしているので
そんな細かい日常のことはふだんは見えてこないから
私としては助かっているし
結局最終的には自分で決めてきた今までだし
それでいいと思う。
いくつもの良き出逢いにも恵まれたこと、それで十分だ。

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いっぽう私
今月は大好きなCNBLUEの5周年の
ライブツアーがあってライブ三昧。
彼らもスマと同じ年頃。
やはり悩み迷う日々を曲にすることも少なくなく
リアルタイムでスマと重なることもあり
それだけに愛おしくて
何かを模索しながらつかんでいこうとする姿に共感する。

今回のツアーアルバムの
オープニングの曲「be OK」
最初に聴いた時胸にしんと沈んでくるような歌詞とメロディに
惹き付けられた。

誰しも道に迷っていた時があったはずなのに
大人になるうちに、そんな日々を忘れていくのかもしれない。
怖いものが少しずつ減っていると思うのも
そんなことなのだろうか。
でも、大丈夫、
be OK と言ってきた日々もどこか胸の奥にあるはずだ。



Twitterに訳詞をあげてくださっている方がいた。

Be OK

ひんやりした空気が
僕の目を覚まし 蘇らせる
いつものように

それから 僕の中の暗闇を
取りのぞこうとしたがる

鏡の中の自分と向き合う時だ
誰かが 僕を見ている
映った姿は僕の別の姿
ただ 微笑みたいだけだよ
大丈夫さ


「上手くいくさ」
誰かが僕に伝えてくれる
でも
「嘘だ」
吐き出せないけど

僕が 胸のうちで抱いていたものじゃない
ずっと何か無くしてしまったと思ってる
望んでいたものじゃない
でも 言い聞かせよう
「大丈夫さ」



朝には
すべてのものが
活き活きしている
いつもと同じように

でも まだ 暗闇が僕を 落ち込ませる
自由にさせてくれない

鏡の中の自分と向き合う時だ
誰かが僕を見ている
映った姿は僕の別の姿
ただ 微笑みたいだけ
大丈夫さ

「大丈夫かい?」
誰かが 僕には尋ねたとしても
「大丈夫さ」大声で叫ぶさ
大丈夫だよ





by sarakosara | 2016-11-13 15:11 | 好きなこと

連休一日ぐらいどこか出かけたいねと
先週の日曜日に寅さんとふたりで上野にでかけた。
目的は美術館のはしご。

まずは、先日たまたまNHKのドキュメンタリーで
「カラヴァッジョ 光と闇のエクスタシー」という番組をみてから
どうしても本物が見たくなった
「カラヴァッジョ展」

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まさに光と闇のエクスタシー。
スポットのように光のあたるところに共存する闇。

カラヴァッジョ本人の数奇な人生も反映するかのように
宗教画などの作品も独特の世界観があり
殺人を犯してのちは、逃亡と恩赦を乞うための作品作りもしたが
彼の犯してしまった行いとはうらはらに
というか、それゆえに作品に込められたものも
より濃密になっていくかのように感じられる。

今回彼の真筆だとわかって世界初公開の「法悦のマグダラのマリア」も
人を殺めてしまったのち、逃亡の中で描かれたものだという。
どこかで死を覚悟していたのだろうか。
神から赦されたマグダラのマリアが
悦びのなか静かに死と向き合っている画と
赦されたいと思いながら逃げている自分とを
どこかで重ねていたのだろうか。
流れるひとすじの涙。
その表情とたたずまいに圧倒される。

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宗教画や神話を含め、斬首が題材の絵も複数点あり、
眼を背けたくなるようでもあり
またじっと見たくもなる。
激しく、激昂しやすく
傷害事件を起こすことも多かったというカラヴァッジョ。
人の持つ残忍さ、生と死の対比には
誰よりも感じやすいものがあったのかもしれない。

38歳という若さで不慮の死をとげ
天才の生涯も幕を閉じた。

しかし、その後も彼の作品に魅了され、
その継承者となった画家が多くあったというのも納得する。


すっかり夢中になって時計は4時に近かったが
それから向ったのが、東京国立博物館の平成館で開催の黒田清輝展。
こちらは寅さんのリクエスト。
実は寅さんもう二年ほど前から月に一回絵を習っている。
色鉛筆画だが、人物を描くのが好き。
そんなこともあって、黒田清輝を観たかったのだろう。

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美術の教科書にも載っている有名な「湖畔」など
ああ、これがあの本物なのだと
感慨深く観たけれど
私はむしろ、木炭などで描かれた習作や
ふとした表情や針仕事、畑仕事にいそしむ女性などの
デッサンのほうに魅力を感じてしまった。

奇しくも黒田本人は「スケッチ」と「画」は別物
自分は画を描きたいのだと言っていたことを知り
政治家としての仕事に追われ
画業に専念できなくなっていくジレンマもあり
彼自身もそこで悩んでいたようだと知って、ああ、と複雑な思いだった。

全体にやわらかな光がまんべんなく広がり
特に濃淡色々なブルーが印象的だと思った。
日本に帰国直前にパリで描かれた「婦人像」
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フランス留学を終えて
日本に帰国してから学んだ洋画の世界を
紹介しようと思いながら、
裸婦などに抵抗のあった当時の日本の慣習に苦労したという。
智・感・情という、日本人の女性の理想的な裸体を表したという作品は
重要文化財になっている。

またライフワークともなる重要な作品が少なからず
戦災で焼失してしまったことは、とても残念なことだと思う。

6時閉館に急かされ
最後のほうは駆け足になってしまい心残りだったけれど
美術館のはしごで、心は満たされていた。

時代も国も、育ってきた環境や背景もまるで違う
カラバッジョと黒田清輝
そもそも比べられるものではないのだろうが
同じ日にみた二人の画家の作品から伝わるものは実に対照的で
芸術一般に通じることかもしれないが
中でも画というものは
その人を色濃く現すものなのだなと印象深かった。
by sarakosara | 2016-05-08 15:29 | 好きなこと

いつ恋

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。
ドラマの最終回だった。

久々にどっぷりとドラマの世界にひたって、
切なくて切なくて何度も泣いた。

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自分の若かった頃、
切なくて苦しくて、でも幸せな恋をしている時を思い出した。

恋なんて、そもそも、しょーもないものだと思う。
傍からみたら、もどかしくて、愚かで。


「恋って会ってる時間じゃなく、
会わない時間に生まれるものじゃないんですか?」

そう音ちゃんが言う。

心にすとんと落ちる台詞がいくつもあった。
脚本の素晴らしさ。

たとえば、二人が好きなものを順々に言って行く場面。
そのひとつに
「 雨の降るちょっと前の匂い」
というのがった。
一緒のことを好きなこと、
そんなことに言葉は少なくても心ときめく

うんうん、わかる。
こんなささいな一こまに、きゅんとする。
きらきらした宝石のようなシーンがいくつもあった。

キャスト、物語を彩るメンバー
ぜんぶよかった。
そして主題歌、「明日への手紙」も好き。

このあいだ、友達と
また恋がしたいねと言った。

でも、それは今ということではないのかもしれない。

若い頃、ほんとうに本気で誰かを好きになったことがあった。
打算も駆け引きもできないほど
愚かで一途な思い。
でも幸せで温かくて、そして切なくて。
そんな時を過ごしたことがある人なら
きっとわかると思う。

いつか、その恋を思い出してきっと泣いてしまう。
そんな恋。

今の幸せがあるうえで、
それは何より大切に思ううえで
叶わなかった恋を思い出すのは
ちょっとほろ苦くて甘い。

人生の伴侶には内緒で
たまにそっと開く引き出しがあってもいいと思う。

いくつになっても恋はできるのかもしれない。
でも若い時にしかできない恋があると思う。
若い人に言いたい。
破れてもいいから、心から誰かを好きになって
恋をしてほしいと。
by sarakosara | 2016-03-21 23:58 | 好きなこと

ひととき

昨日は寅さんもスマも出勤の土曜日。
私は休みだったけれど
みんなの朝食の支度でいつもどおり起きる
日の出も少しずつ早くなっている。
家と家のすきまから日が昇る瞬間。

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ふたりを送り出して
一通りの家事を済ませたら
あったかいココアをいれて
大好きな音楽をかけて
楽しみにしていた手仕事にとりかかる。
山盛りのアイロンがけは明日、明日、
せっかくの時間だものと棚上げ。

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ひとりきりの静かな土曜日。
おだやかな日差しがいっぱいにはいって
夢中になっていると時を忘れる。

何もかも忘れて没頭している
こんなひとときが、時には必要。




by sarakosara | 2015-02-22 16:20 | 好きなこと

CNBLUE 武道館

先週は大好きなCNBLUEのライブに行ってきました。
ヨンファに出逢って3年。
それはヨンファがリーダーをするバンド、CNBLUEが
ちょうど日本でインディーズからメジャーデビューする頃でした。
そんな彼らを応援しはじめて3年。
今まで追いかけなんてしたことがなかったけれど
3年たった今も夢中です。
日本と韓国というお国柄の違い。
ことに彼らを応援しはじめた頃からだんだん二国間の関係が悪化しはじめ
正直言ってとまどいや憤りを感じ
悲しくなることもたびたびありました。
それでも知れば知るほど彼らを好きになる
CNBLUEを通してみえてくるものもある。
まだ私はその入り口に立っているだけだけど
韓国の経済状況、政情、マスコミなど
抱える問題の多さもみえてきます。


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2009年バンド音楽の盛んな日本で経験を積むだめ来日した彼ら。
共同生活をしながら
渋谷、新宿を中心に、路上やライブハウスで100回以上ライブをしていました。
その後韓国でデビュー。
韓国ではダンスグループが多く
バンド文化が発達していないため
偽バンドとネットでいわれなき誹謗中傷もあり
まだ幼さの残るメンバーが涙することもありました。
日本でも韓国のバンドというだけで色眼鏡で見られ
リンキン・パークの来日ツアーのオープニングアクトをした時は
さんざんな言われようもしたし、きいてもくれない。
事実まだまだ実力不足だったこともあっただろうけれど
でも彼らはけしてくさらず努力をやめなかった。
ずっと見続けてきてその成長ぶりには目を見張るものがあります。

4人のほとんどがまだ20代前半
伸び盛りなうえに
昨年はワールドツアーで世界中をまわり経験や練習をつんだことも
成長に拍車をかけたのかもしれません。

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なにしろライブが楽しい。
それは彼ら自身がほんとうに音楽を愛し心から楽しんでいること
それが見ているほうにも伝わる。
CDとアレンジを変えてきたり、アドリブのセッションもあり
ノンストップでパワフルに全力で
ぐいぐいオーディエンスを引き込んで一体になっていく楽しさ。

ほんとうに幸せそうに音楽をする彼らを見ていると
私も心から幸せな気持ちになれるのです。

昨年初めて日本のサマーソニックの出演が決まった時
ずっと憧れていた舞台で
ヨンファは、その喜びを語り
「サマソニによんでくれてありがとう。
皆さんも夢を見て下さい! ここでは、日本語も英語も韓国語もありません!
YOU and ME!JUST MUSIC !」
まさに日本語、英語、韓国語で歌いました。

今回のアリーナツアーは
もうひとつ彼らの憧れだった武道館での初ライブから始まりました。
その喜びがはちきれんばかりの2時間半。

洋楽に影響を多くうけたというヨンファやジョンヒョンの作る曲は
70年代、80年代に洋楽をきいてきた私の年代にも懐かしさを感じる曲があったり
もちろんいっぽうで若い感性で
新しいことにもどんどんトライしていく
つぎつぎと開く新しい扉のむこうにどんな世界が広がっているのか
それも楽しみなのです。
今までのバンドサウンドとはまたひと味違った
音楽もみせてくれるこのごろ。

CNBLUE 今回のツアーのタイトル曲ヨンファの作った
Radio

ジョンヒョン作
君がよく眠っている間
僕はただ僕の歌だけで
共に幸せになってくれる人のことを考える

Heart Song

初心にかえってと、心を込めて歌ってくれた
初期のヨンファの曲
Y,Why...

このあと仙台、大阪、福岡とツアーが続き
ツアーファイナルは12月の名古屋です。
by sarakosara | 2014-11-02 15:27 | 好きなこと

夢見るバンドワゴン

スマは今日、仕事帰りに
大好きだったバンドのラストライブに出かけました。
お別れコンサート。
だいぶ前に
大学の写真部の後輩がチケットをとってくれていたようです。
楽しみにしていたライブは
奇しくも
スマにとって、もういちど頑張ろう。のコンサートになったのかもしれません。
リーダーの壮平君にとっても。きっと。

まだスマが帰ってきていないので
この歌を歌ったかはわからないけれど
私も大好きな歌です。

「夢見るバンドワゴン」

僕らはまだまだブルースを歌いながら
遠い街まで高速を飛ばしていく
黒ずんだ狼の怪しい瞳を
まだあどけない笑顔に乗せて

そしてめくるめく季節の風に乗り込んで
ひとしずくの光に肌色の恋をする
心無い罵声を浴びることもあるけれど
途切れることのない情熱を連れていく

空 いっぱいの空 忘れたはずのメロディー
君が手を振ってくれたこと
夢見る丘に立ち 生まれた街を見下ろし
ちょっと黄昏の風に吹かれて


しかしあいかわらずブルースは続いている
by sarakosara | 2014-10-15 23:10 | 好きなこと

桜桃

旬の果物がスーパーに並ぶと
あ、そんな季節かと、ときめく。
でもさくらんぼは、かさのわりに少し高くていつも躊躇してしまう。
なにしろ質より量の我が家。
でもせかっくの季節の贈りものだものと買ってきた。
初物だ。
ぷるぷるで可愛い。

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桜桃と呼ぶと、やはり桜桃忌を思いだす。
10代半ばくらいだったろうか
最初に読んだ太宰治の作品「人間失格」に衝撃を受け
それ以来夢中でほかの作品も読みあさった。

それが母をなくした20代
急に太宰の書くものを読みたいと思わなくなった。
かけがえのない人の死と向き合ったせいなのだろうか、
気持ちが添わなくなってしまった。

でもきらりと光る文章
もういちど読み直してみてもいいかなと、このごろ思う。
素晴らしい短編も多く残しているが
その中のひとつ「桜桃」を
ひさしぶりに読んでみた。
たしかに弱い人かもしれないけれど
人の痛みに気付きすぎる人なのかもしれない。
最後に出てくるさくらんぼが、鮮やかに目に浮かんだ。

夢中になって読んだ10代の頃には汲み取れなかったものを
今なら感じられるかもしれない。

寅さんとスマに
朝ご飯のあとに、初物よって出したら
寅さんは、いや、僕は初物じゃないんだって言う。
職場で山形の上等なサクランボをいただいたのだと、
とびきり甘いサクランボだったらしい。
いいなぁ。
by sarakosara | 2014-06-29 17:48 | 好きなこと

遠きにありて思ふもの
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